『翔んで埼玉』VS『銃夢』実写化『ア
リータ:バトル・エンジェル』、週末
興収・動員首位めぐり激突 ともに3
億円超えのスタート

2月22日(金)に映画『翔んで埼玉』と『アリータ:バトル・エンジェル』が封切られ、ともに週末興行収入3億円を超えるスタートを切った。
『翔んで埼玉』は『パタリロ』の魔夜峰央氏が1982年に発表した同名漫画を実写映画化した作品。原作は、2015年に『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』(宝島社)として30年ぶりに単行本として復刊されたことをきっかけに、テレビ番組、SNS、インターネットなどのメディアで取り上げられ、反響を呼んだ。初の実写化では、原作同様、東京都民から迫害を受ける埼玉県民が”埼玉解放戦線”を組み自由を求めて戦う姿をコミカルに描きつつ、伝説の埼玉県人・埼玉デュークや、埼玉県の永遠のライバル・千葉県の参戦など、新たな要素も盛り込んでいる。

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『アリータ:バトル・エンジェル』は、木城ゆきと原作の漫画『銃夢』を、『アバター』シリーズのジェームズ・キャメロン製作・脚本、『デスペラード』『シン・シティ』『マチェーテ』シリーズのロバート・ロドリゲス監督で実写化するプロジェクト。現在から数百年先の未来を舞台に、サイボーグの少女・アリータ(ローサ・サラザール)が自身の存在のルーツを求めて戦う姿を描く。アリータをスクラップの中から救い出し、肉体を与えるサイバードクター・イドをクリストフ・ヴァルツが演じるほか、ジェニファー・コネリーや、マハーシャラ・アリらが出演している。
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興行通信社によれば、『翔んで埼玉』は319スクリーンで封切られ、土日2日間では動員数19万1,000人、興収2億5900万円あげて週末成績で首位に。また、初日金曜日から3日間の動員数は24万8,000人、興収は3億3,100万円となっている。なお、同作の都道府県興行収入シェアは、東京を抑えて埼玉県が全国1位。埼玉ディスり映画ながら、ご当地の強さを発揮している。
『翔んで埼玉』 (c)魔夜峰央『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』/宝島社
一方の『アリータ:バトル・エンジェル』は、828スクリーンで封切られ、土日2日間では動員数15万2,000人、興収2億4,800万円で2位スタート。週末3日間では、累計動員21万2,630人、興収3億4,266万円で、『翔んで埼玉』を抑えて興収で首位に輝いている。
なお、『アリータ:バトル・エンジェル』は日本と同日に、世界第二の市場規模を誇る中国でも公開。2月24 日(日)までの3日間で、6,230万ドル(約69億1,530万円)をあげて首位となり、20世紀フォックス映画史上で最大のヒットスタートを切っている。
映画『アリータ:バトル・エンジェル』、『翔んで埼玉』はともに公開中。

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