go!go!vanillas 何が彼らを強くさせ
たのか? 会心のシングル「No.999」
から見えるバンドの決意

ブロックごとに派手に色を変えるハチャメチャな展開。それを大いに楽しみながら爆走するバンドサウンド。感性を殺すんじゃないと、社会へ、そして自分自身へ警鐘を鳴らすような歌詞――。go!go!vanillasの新曲「No.999」。この曲をシングルとしてリリースすること自体に、バンドの、そしてソングライター・牧 達弥(Vo/Gt)の強い意志を感じた。この1年の活動を通じて、自分たちがどういうバンドなのか、何を唄っていくべきなのか、改めて理解することができたのだろう。バンドの好調っぷりがよく分かる、抜群のシングルだ。

そんななか、年末には、大型車輌と接触した長谷川プリティ敬祐(Ba)が緊急搬送されるというショッキングな出来事が起きた。長谷川はその後意識を取り戻し、現在治療に専念しているとのことだが、残る3人は、サポートベーシストを携えてライブ活動を続ける決断をした。挫けてもおかしくない状況下で、簡単にできるようなことではない。
以上2点を通じて感じたのは、バニラズはとても逞しいバンドになったのだなあということ。いったい、何が彼らを強くさせたのだろうか。ここのところ特に成長著しい、牧に話を訊いてきた。
――お正月はしっかり休めましたか?
ゆっくりできました。昨日プリティにも会ったんですよ。あいつは頑張っていたし、俺も元気です。
――それはよかったです。昨年の12月22日に『SO FES.2018』でのライブを拝見しまして。
サポートを入れてライブをやるのはあれが初めてだったんですよ。どうでした? ガムシャラだったからあんまり記憶がなくって。
――伝わってくるものがすごく多かったです。感情がわーっと溢れ出して、それが音になってすごい速さでこちらに向かって来るみたいな。その感覚が、初めてバニラズを観た時に得たものと近かったです。
いや~、そう言ってもらえるならよかった。今回こういうことがあって、例えばライブができるということとか、楽曲が作れるということとか、メンバーみんなで集まって飯食いに行けるということとか、当たり前に考えていたようなことがなくなってしまって。そうなった時に、俺も進太郎(柳沢 進太郎/Gt)もセイヤ(ジェットセイヤ/Dr)も器用じゃないから「だったら、今ある感情すべてを思いきり音楽にぶつけよう」っていうふうになったんですよ。それで初心に返ることができたのかもしれないですね。
――例えば今回のようなことが起こるのが今じゃなくて、1年前や、もっと以前だったとしたら、ここまで前を向けていなかったんじゃないかと思いました。
それはすごくあると思います。スピリチュアルな話になっちゃいますけど、よく言うじゃないですか。“神様は乗り越えられる試練しか与えない”って。多分今までの自分たちだったら、乗り越えられない可能性もあったと思うんですよ。でも、ライブをやったり、楽曲を作っていくなかで、メンバーとの間にもお客さんとの間にも他のバンドとの間にも絆ができていって。
――ちょうど昨年のツアーは2本とも対バン形式でした。
そう。バンド間の繋がりをすごく実感した矢先にこれが起きたんですよ。それで今回、みんながすごく心配してくれたり、助けてくれたり、「何かあったら言ってね」っていうふうに連絡をくれて。だから逆から考えると、このことがあるからこそ、対バンツアーをまわってたのかもしれないですね。そういう意味でバンドにとってこの1年は大きな変化だったというか。すごく濃い1年でした。
go!go!vanillas/牧 達弥(Vo,Gt) 撮影=横井明彦
俺がダメになってしまったらあいつの夢も終わるし、あいつがダメになってしまったら俺の夢も終わる。今は俺が頑張らなきゃいけないとき。
――バンドにとっても重要な1年でしたけど、牧さんご自身の内面的な変化も大きかったんじゃないかなと思って。とある関係者の方から、今回の出来事が起きた時、牧さんはスタッフ含め全員を引っ張っていくほど頼もしかったというお話を伺いました。
まあ、俺がダメになったら終わりなんでね。あいつと一番(付き合いが)長いのは俺で、俺の夢はあいつの夢でもあるんですよ。俺がダメになってしまったらあいつの夢も終わるし、あいつがダメになってしまったら俺の夢も終わる。そう考えたら、今は俺が頑張らなきゃいけないときであって。
――すぐに気持ちを切り替えるのはしんどくなかったですか。
でもセイヤや進太郎も不安になるだろうし。プリティがいないことで、メンバーに頼ってたところもたくさんあったんだなって実感したんですよ。だから、これは自分がさらに強くなるための、成長するための試練なんだなってすぐに考えて。それに……これは本当に感覚でしかないんだけど、事故から1日経った段階で“あいつは絶対帰ってくる”って思ったから。それなら、自分はいつも以上に自分であるべきだと、周りにいる人たちにちゃんと意思を発していくことをまず心がけました。
――この1年で牧さんは本当に頼もしくなりましたよね。自分がバンドを引っ張っていくんだという意思が、外から見ていても伝わってくるというか。
“この人って大人だなあ”って思うような人って、だいたい、多くのピンチを打破してきた人じゃないですか。それって、大きな経験をすると“一番重要なことは何だろう”とか“自分自身はどうあるべきなんだろう”っていうことを問われるからだと思うんですけど。そういう人たちに憧れてきたから“あ、自分が強くなれるのはこのタイミングだな”っていうのをちゃんと自覚できたのかもしれないですね。俺は九州男児だから、まず哀れまれたくない。強い人間になりたいっていう気持ちがあって。
――牧さんの思う“強い人”ってどんな人ですか? 迷いを他者に見せない人?
うーん……。孤独な人かもしれないですね。
――孤独?
うん。スパイダーマンもそうですけど、ヒーローって基本的に自分の正体を明かせないじゃないですか。
――そうですね。
人助けをするけど自分の正体を明かせないから、感謝をされるのはスパイダーマンであって、パーカーくんじゃないんですよ。そういうのってすごく孤独だなって思うけどカッコいいなあとも思う。孤独だからカッコいいんですよ。ロックスターもそうで、哀れまれるくらいなら、黙って死んでいく方がカッコいいと思う。
――だからこそ、サポートを入れながらライブをやること、バンドを進め続けることを選んだと。
そうですね。“俺はずっと元気だし、やるよ”っていう姿勢をちゃんと見せることが、俺らの音楽をちゃんと楽しんでもらうために必要なことだと思いました。例えばここで俺が悲しそうにやったとしても、そこに思惑がある時点で何か違うというか。
――ある意味先入観が生まれてしまうというか、楽曲自体に込めた意図よりも、“悲しい出来事があったバンド”という側面がクローズアップされてしまう可能性もありますからね。
“こういうふうに音楽を発したい”と思った時に、それがちゃんとできるような自分で在り続ける。そうしていくべきなんだとより強く実感したし、これから出す音楽もタフなものにしていかないともったいないなあと思って。今回のような出来事があって、どんなに苦しいことがあっても、俺が声を出せて、脳も動いてて、(音楽を)ちゃんとできる状況である限りは、一生発信し続けられるんだろうなって思えたんですよ。
――それはものすごく重要なことじゃないですか。
うん。それに幸せだなあとも思ったというか。だからこういう経験ができたこと自体は、表現者としてすごく良いことだったと思ってます。
go!go!vanillas/牧 達弥(Vo,Gt) 撮影=横井明彦
俺らのことを好きって言ってくれる人はいるけど、“自分がもっとカッコよくなるためには何が必要なんだろう?”って考えた時、“ここに甘んじてたら絶対ダメだな”っていう想いがすごく強くなって。
――そんなタイミングでシングルがリリースされますが、表題曲の「No.999」はまさにタフな曲ですよね。そもそもロックって意思表示・反骨精神の音楽じゃないですか。
そうですね。そこはジャンルのルーツの話になってくるんですけど、やっぱり、抑圧・弾圧された者が解放に向けて何かをするっていう、カウンターカルチャーだと思うんですよ。“日常生活のなかでは苦しいことしかないから、せめて今だけは夢みたいに楽しいことをしたい”とか“恋愛のことを歌って、それを思い出しながら、ああ幸せだな、今日も頑張ろうと思う”みたいなところが原点であって。でも今、ロックっていうものはその役割をヒップホップに取られちゃってる。それが悔しくて。確かに、ロックはヒップホップよりも構築的な音楽だから、ある程度自由が制限されるっていうのはあるんですけど、でもそのなかで、昔の人はいろいろな実験をしていったわけで。それが今は、一度市民権を得たあとだからといって楽をしてる。“かいつまんでそれなりに良いものを作る”みたいなことをしやすいような音楽になっちゃったと思うんですよね。
――なるほど。
“こう来たらこういう感じで書けばいい”とか“こういうメロディにはこういう歌詞がハマる”みたいなお手本が増えちゃったから、バンドが増えても、革新性を突く努力をするバンドが少ない状態が続いてて。それでロックは今、特に日本の、俺らの世代においては、すごく包括的なことを歌うものが多くなっちゃってるんですよ。逆にヒップホップは、“俺の言ってることを聞いてくれ”って自分たちの主張を内側から発信していってるじゃないですか。だから正直、マインドとしてはヒップホップの方がむしろロックだっていうふうに今の段階では思っちゃう。
――そういう違和感が曲作りのきっかけになったんですかね。
そうですね。この曲を作ったのは去年の2~3月なんですけど、そういう“これ違和感あるよな?”“普通にこう言っていいよな?”って思ったことをちゃんと言葉にして、曲に落とし込むようなトライをしていくバンドが増えていかないといけないよなあと思ったのがきっかけで。それで、これはロックンロールの良いところなんですけど、自分の正直な想いをどれだけぶつけても、曲に乗せた瞬間にコミカルなものになったりするから、聴いてる方も面白く聴けちゃうんですよ。例えば“戦争反対!”って普通に叫んでたら“え、怖い……”と思われちゃうかもしれないけど、メロディに乗せてそれを唄った瞬間、受け取られ方が変わったりする。ジョン・レノンはまさにそれをやってきた人だと思うんですけど、そういう魔法がロックンロールにはあると俺は思ってて。
――確かに、今回の歌詞は断定形の言葉が多いからメロディに乗せないと少しキツく聞こえるかもしれません。
そう。でも、別に否定的な曲ではなくて。元々俺は今の世の中に対して結構肯定的なんですよね。SNSやサブスクリプションが盛んになっていってることを悪いことだとは全然思ってない。ひとつ杭を打って、そこに留まったまま必要な情報だけを取りに行くようにすれば、すごく良いものだと思うんですよ。
――様々なものにアクセスできる時代だからこそ、流行に左右されるのではなく、欲しいものだけを選んでそれを享受することができれば、あなたの生活は豊かになるんじゃない? っていう話ですよね。
そうですね。別にそこにあるものがすべて正しいわけじゃないし、自分に絶対必要なものって実はすごく少ないはずで。それに気づいた方が楽しくね? っていうことをストレートな言葉で、しっかりロックにして唄ったっていう感じですね。まあ俺は昔からこういうことを言ってるんですけど。
――「エマ」(2014年8月リリースのシングル表題曲)もそういう曲でしたよね。
「エマ」もそうだし、「カウンターアクション」(2015年9月リリースのシングル表題曲)もそうですね。バンドのターニングポイントというか、何か変化が起きた時にこういう曲が生まれるんですよ。「エマ」は、『列伝ツアー』(『スペースシャワー列伝 JAPAN TOUR』)を通じて“今の日本の音楽シーンはこういうものなのか”というのを知ったあと、“それなら俺らはどうする?”っていうことを考えたうえで生まれた曲で。「カウンターアクション」は進太郎が入る時に生まれた曲だったんですけど、迷わず突き進めたのはこの曲があったからだと思いますね。今回に関しては“こんなもんじゃ全然ダメだな”みたいなことを思ってた時期で。
――去年の2~3月ということは春のツアー(『FOOLs Tour 2018~音楽馬鹿達と春のナイトピクニック~』)が始まる前ですよね。どうしてそういうふうに思うようになったんですか?
うーん…………なんか漠然と、かな?
――漠然と?
うん。ライブをしたらお客さんもたくさん来てくれるし、俺らのことを好きって言ってくれる人はいるけど、さっきも言ったような“自分がもっとカッコよくなるためには何が必要なんだろう?”っていうのを考えた時、“ここに甘んじてたら絶対ダメだな”っていう想いがすごく強くなっていって。それがね、何ヶ月か経ったあと、奇しくもプリティのことがあって。
――今のバニラズに必要な言葉ばかりが唄われているように思います。
事故のあとにこの曲を聴いて、“窮地に追いやられた時にスッゲー響く曲、ちゃんと書けてるじゃん”っていうふうに思ったんですよ。だからこの曲がまたバンドのパワーになって、次の世界に連れてってくれるんじゃないかなって考えてますね。
俺らは“知れば知るほど”“噛めば噛むほど”っていうタイプのバンドだから。歌詞を見た時に“こんなこと歌ってたんだ! ”とも思ってもらえるだろうし。
――先ほど歌詞の話も出ましたけど、牧さんは毎回、言葉の発明みたいなものをちゃんとやってますよね。今回は特にサビ頭の<デスからアゲイン>ってフレーズが抜群で。もうこれ以外考えられないようなレベルでメロディによくハマってはいるけど、冷静に考えたら、“いや、何その言葉? 聞いたことないよ”っていう話で(笑)。
でしょ?(笑) ロックには言葉の制限がわりとあるというか、“このメロディだったらこう行った方が気持ちいい”みたいなテンプレがすごく多いじゃないですか。そういうものに対して、俺はすごく抗ってて。
――それはものすごく伝わってきます。
だって楽なんですよ、方程式に従っちゃえば。でも、だからこそ、歌詞にその人自身がどれだけ映るかっていうのはすごく重要で。ロックがまたカッコいいと思われるための鍵はそこにあるんじゃないかと思ってるから、俺はヒップホップの人たちのリリックに負けないぐらいの独自性を持って歌詞を書いてるし、“絶対負けねえぞ”っていうふうに思ってますね。
――楽してしまおうと思ったことはないんですか? それこそバニラズがデビューした頃だったら、フェスの盛り上がりとともに、すぐにノれるような、四つ打ちのダンスロックが流行ってたじゃないですか。言葉なんか捨てて、そっちに特化していった方が手っ取り早く人気者になれたかもしれません。
いや、自分たちとは違うと思ってたから……。もちろんそういうものが流行ってるっていうことは知ってたし、バランスを考えながら取り入れましたよ。でもそれも“自分たちの納得いくレベルで出すことができるか”っていうことをちゃんと判断したうえでやってたから、結果的にそこ(流行)とはちょっとずつかけ離れていったんじゃないかと思いますね。
――でも、そういう界隈のバンドとバニラズを同じ括りだと捉えてる人だって中にはいたじゃないですか。ちゃんと聴かずにそういうことをしている人を見かけた時、私は内心もどかしく思ってたんですけど。
俺は逆に嬉しかったけどね。
――嬉しかったんですか?
だってそれって、違うことをやってるのに、そこにも全然負けてないっていうことじゃないですか。
――あ~、そういう考え方なんですね。
俺はおじいちゃんから子どもまで幅広い年齢の人に“良い曲だな”って思わせるような曲を作るぐらいの気持ちでいるから、ぶっちゃけそういう枠みたいなものを全然意識してなくて。自由でいられてるんですよ。だから別に、どう思われてもまあいいかなっていう感じでしたね。
――へえ。大人ですね。
ははは! それに俺らは“知れば知るほど”“噛めば噛むほど”っていうタイプのバンドだから。こないだの秋のツアー(『秋のハーベストツアー ~ハンター編~』2018年9月~10月)もそうでしたけど、俺らってアンダーグラウンドなことをやってるようなヤツらとも対バンができたり仲が良かったりするんですよ。その理由ってそこにあるんじゃないかと思ってて。一聴した時に良いなと思ってもらえたら、そこからアルバムを聴いた時に“あのバンドとはまた違うものを持ってるんだなあ”っていうことに気づいてもらえるだろうし、歌詞を見た時に“こんなこと歌ってたんだ! 面白いなあ”とも思ってもらえるだろうし。そういうふうに繋がっていけば、その人の人生レベルで考えた時に、大きな価値観の変化が起きるはずで、そうなったら面白いんじゃないかなって思いますね。
――深く知ってもらえたら分かってもらえるという自信があるから、入り口はそこまで大きな問題じゃないということですかね。
うん、そうですね。俺らは大きくドアを開けておくけど、疲れちゃった時や、“ああ、今日はもう帰ろっかな”って思った時には帰ってもらっても別に構わなくて。ただ、もっとディープなことを知りたいのであれば、俺はその分努力をして曲を書いてるから、そのまま居座ってもらえればいいかなって思いますね。
――それこそ今回の「No.999」はフジテレビ系TVアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』エンディング主題歌だから子どもたちも耳にするわけですよ。
確かに! <デスからアゲイン>なんて言っちゃってるけど大丈夫かな?
――小学生男子とか“カッコいい!”って喜びそうじゃないですか。2番サビ後のカオスな展開のところはさすがにエンディングではオンエアされないですよね?
そこ、ヤバいですよね。だからアニメを取っ掛かりとしてそのあとフルサイズで聴いてくれたとしたら、“え~、こうなるんや!”っていう衝撃があるんじゃないんですかね。そうなったらまた面白いことが起こるんじゃないかなと思います。
――この勢いで侵略範囲をじわじわと広げていっていただければと思います。カップリングの「触れたら」では“進太郎さんが書いた曲を牧さんが唄う”という初の試みが行われてますし、曲自体も、かなり新鮮な仕上がりになってますね。この曲の存在によってバンドの可能性がまた広がったように思います。
そうなんですよ。俺が(曲に)書かないようなことをみんなそれぞれ書けるから、それを俺が唄えば、また新たな部分が見えるのかな~とは思いましたね。
――こうなると、そろそろアルバムが待ち遠しいですね。
はい、楽しみにしててください!
――4月にある東名阪ツアーの “新曲大解禁”というサブタイトルも気になります。
プリティがその日までに間に合うかどうかはまだ分からないんですけど、あいつもすごく良くなってきているから、あまり心配とかはせず、純粋に、新曲を楽しみに来てもらえればなあと。今回のシングルからアルバムが動き出したので、その片鱗を見てもらえるような内容にしたいなあと思ってます。

取材・文=蜂須賀ちなみ 撮影=横井明彦
go!go!vanillas/牧 達弥(Vo,Gt) 撮影=横井明彦

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