2019年期待の新人リスト<Sound Of
2019>、第2位発表

英国の公共放送が毎年初め発表している、その年ブレイクが期待される新人のリスト<Sound Of…>の2019年度の2位が、木曜日(1月10日)明かされた。
Rosalia(5位)、slowthai(4位)、Grace Carter(3位)に次ぎ、名前が挙がったのは、米ニューヨーク出身のシンガー、King Princess(20歳)だった。

レコーディング・エンジニアの父(Oliver Straus)を持つ彼女は、生まれたときから音楽に囲まれ、アークティック・モンキーズやマムフォード&サンズ、ザ・ナショナルがよくホーム・スタジオを訪れるような環境で育った。まだ若かったため断ることになったが、11歳のときすでにレコード契約のオファーがあったという。

ジェンダークィアとの立場を取る彼女は、“ゲイ・アイコン”と称されることもある。小説『The Price Of Salt』、LGBTQコミュニティーにインスパイアされて誕生したデビュー・シングル「1950」(2018年2月リリース)は、ハリー・スタイルズが歌詞をツイートしたことから話題となった。マーク・ロンソンが新設したレーベルZeligが初めて契約したアーティストでもある。
<Sound Of 2019>の1位は、いよいよ金曜日(1月11日)に発表される。今年は、Rosalia(5位)、slowthai(4位)、Grace Carter(3位)、King Princess(2位)、Flohio、Dermot Kennedy、Mahalia、Ella Mai、Octavian、Sea Girlsの10アーティストが候補に挙がっている。

<Sound Of 2018>には、シグリッド(1位)、レックス・オレンジ・カウンティ(2位)、IAMDDB(3位)、カリード(4位)、ペール・ウェーヴス(5位)が選ばれた。

Ako Suzuki

関連記事

アーティスト

BARKS

BARKSは2001年から15年以上にわたり旬の音楽情報を届けてきた日本最大級の音楽情報サイトです。

新着