トリヴィアム、グラミー候補に驚き「
俺ら、アワードとは無縁だったのに」

8枚目のスタジオ・アルバム『The Sin And The Sentence』(2017年)に収録した「Betrayer」で、初めてグラミー賞(最優秀メタル・パフォーマンス)にノミネートされたトリヴィアムのフロントマン、マット・ヒーフィーが、その驚きと喜びを語った。
ヒーフィーは、賞や名声とは無縁だった彼らがグラミーの候補に挙がったことに驚いたそうだ。彼は『Consequence Of Sound』のインタビューでこう話した。「俺らはずっと、アワードとは無縁のバンドだった。コンサート会場のバックステージに行くと、よく、そこでプレイしたバンドのポスターや写真が貼ってあるけど、俺らの写真が貼られることはない。雑誌の表紙を飾ることもなければ、ベスト・バンドって言われることもない。『Ascendancy』をリリースした当時のUKでは別だけどね。あのときはいろんな雑誌の表紙になったし、いっぱい取材も受けた」

「だから、グラミーの候補が発表されたとき、俺ら、自分らとは関係ないって思ってた。マネージャーからメールがあって知ったんだ。あの曲には思い入れがあり、トリヴィアムそのものでもある。だから、あの曲で候補に挙がったのは、さらに意味があるよ」「グラミーにノミネートされたってだけでなく、あの曲でノミネートされたって知り、誇らしかった」

最優秀メタル・パフォーマンスには、彼らほか、ビトウィーン・ザ・ベリード・アンド・ミーの「Condemned To The Gallows」、デフヘヴンの「Honeycomb」、ハイ・オン・ファイアの「Electric Messiah」、アンダーオースの「On My Teeth」が候補に挙がっている。

第61回グラミー賞は、現地時間2月10日、ロサンゼルスで開催。日本ではWOWOWで独占生中継される。

Ako Suzuki

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