レペゼン地球が自分たちをYouTuberだ
と言わないワケ

「俺たちはYouTuberじゃない」レペゼン
地球が音楽に賭ける想いとは

いまや小学生の将来なりたい職業ランキングにもランクインし、社会的にも広く認知されている職業であるYouTuber。日本だけでも数えきれないほどのYouTuberが存在しています。この記事で取り上げる彼らもまた、世間からはYouTuberとして括られているうちのひとり。DJ社長をリーダーとする音楽集団「レペゼン地球」のことを、あなたはどれくらい知っていますか?

過激な動画で人気?レペゼン地球とはど
んな集団?

冒頭でも話したとおり、レペゼン地球はDJ社長を中心とした音楽集団です。2016年4月にYouTubeにアップした『YSP』という曲がSNSなどで話題となり、現在の人気を得るようになりました。

公式サイトによると、現行のメンバーはDJ社長を含め6人。最終的には11人組になる予定なのだそう。詳細については後述します。
レペゼン地球といえば過激な動画が代名詞のようなもの。SNSなどでよく見る、メントスコーラを発案したのは彼らという説もあるほどです。あまりに過激な動画内容のせいで、YouTube運営から注意を受けることもしばしばなようで、過去には運営からBAN(規約違反によるアカウント削除)されてしまったことも。
それでも2018年12月現在、チャンネル登録者数は153万人にも及び、別チャンネルが用意されている音楽チャンネルと合わせると200万人を優に超えています。この数字からは、彼らが若い世代にどれだけ支持されているかを見ることができるでしょう。
過激なスタイルのせいで、彼ら自身やコラボ相手などが炎上してしまうことも。

彼ら自身で言えば、2018年の7月におこなったプレゼント企画で、応募者の個人情報を流出。これがSNS上で大きな騒ぎとなり、動画内で謝罪する事態に。

もちろんコラボ相手の炎上も話題に事欠きません。
2018年7月には人気YouTuberのヒカルと共演したLINE LIVEのなかで、ヒカルとともにワタナベマホトをディスり炎上。
さらに2018年11月には、51stシングル『Hangover』のMVのなかでママYouTuberのあやなんとコラボしたものの、あやなんの振る舞いが一児の母にあるまじき内容だと炎上。
さらにさらに、2018年11月末には、出演した東大のイベントでまさかの強制退場をくらい、東大側が炎上と、話題に事欠かない活動になっています。

しかし、それもこれも人気があるからこそ。最近では、人気トラックメイカーのチバニャンとコラボするなど、ポジティブに話題になることが多い彼ら。炎上を含め、これからの活躍にも注目が集まります。
先に紹介したように、レペゼン地球の名前を知っている人からすると、彼らはYouTuberとして認識されていることが多いはず。しかしDJ社長は自身の動画の中で、「俺たちはYouTuberじゃない」と語っています。あくまでも彼らの本業はDJ活動で、動画はその活動を支えるためのツールであるよう。実際に彼らの動画には広告が貼られておらず、動画からは一切の収入を得ていません。「DJとしての収入が伸びれば、いつかは動画に広告をつけるかも」と話すDJ社長。そのスタンスからは音楽への想いが伝わってきます。

レペゼン地球のディスコグラフィー

レペゼン地球はこれまでに4枚のアルバムを発表。そのどれもが公式のストアではソールドアウトになっています。実際のCDとしてコレクションすることはできませんが、アルバムはSpotifyなどの音楽配信で聴くことができるので、気になる方はそちらで聴いてみてはいかがでしょうか?

1stアルバム『地球事変』

01 / 5454(Jihen Ver)
02 / YSP
03 / カットバセ
04 / オフコース
05 / グリンピース
06 / Bounce Time
07 / okawari
08 / パチンカス
09 / テキ乱
10 / 福岡事変
11 / リメンバー
12 / LifeSong
13 / ジェニファーランド

2ndアルバム『地球乱ド』

01 / 4545
02 / キオトン
03 / だけど
04 / MATSURI
05 / 8小節ゲーム(改)
06 / アングラ
07 / 名古屋乱ド
08 / あげほい
09 / Earth
10 / ごめんな
11 / 嬢歌
12 / お前へ
13 / ジェニファートライブ

3rdアルバム『地球TRIBE』

01 / 8585
02 / ハロウィーンパーティー!!
03 / ほんじゃらかXmas
04 / 大阪TRIBE
05 / バスターコール
06 / FF街
07 / Mr.C
08 / チョコソン
09 / Like a BABY
10 / 轍
11 / Fly High
12 / メモリー
13 / ジェニファーアイランド

4thアルバム『地球アイランド』

01 / -0- Tokyo
02 / ブタ☆ゴリラ
03 / バリ夏
04 / レペゼン
05 / ATMでもいいから
06 / 俺たちのラブソング
07 / 合図合図
08 / GachiBokore
09 / ハメ
10 / HANABI
11 / 琉球アイランド
12 / Hangover
13 / ジェニパラ

レペゼン地球のメンバー紹介

DJ社長

クリぼっちだけど
別に寂しくなんかないよ pic.twitter.com/jRPTY0p8HL

— DJ社長【レペゼン地球】 (@DJ_Shacho) 2018年12月24日

言わずとしれたレペゼン地球の代表。すべてが彼から始まった。「社長」というのはただのニックネームというわけではなく、実際にLifeGroupという会社の代表取締役社長を務めている。
1992年8月29日生まれ。本名は木元というらしい。

DJ社長公式Twitterアカウント

DJふぉい

2年後に1万5千人の前で歌うけん
15分で適当に歌詞作んなって
過去の自分にクッソ注意したい。 pic.twitter.com/dnC2l3Yaup

— DJふぉい。【レペゼン地球】 (@DJ_Foy_) 2018年11月22日

レペゼン地球として活動するにあたり、DJ社長が最初に声をかけたメンバーのうちのひとり。カタカナ表記で「フォイ」だと思われていることがよくあるが、正式にはひらがな表記で「ふぉい」。個人のクレジットでレペゼン地球の歌詞や曲を書くことも多い。公式な出身地は「フォイランド」となっているが、実際には福岡県早良区。

DJふぉい公式Twitterアカウント

DJ銀太

【幕張最高でした】 pic.twitter.com/NJFnujGpWm

— DJ銀太【レペゼン地球】 (@DJ_GINTA_NEW) 2018年11月22日

こちらもレペゼン地球初期からいるメンバーのひとり。DJ社長がレペゼン地球に誘うにあたりアポをとったところ、その日のうちに学校と部活を辞めてきたというエピソードを持つ。
1995年9月27日生まれ。

DJ銀太公式Twitterアカウント

DJまる

【電気代無駄w】#誰も見てない#台風 pic.twitter.com/yRFPXF13iN

— DJまる【レペゼン地球】 (@DJ_maru_) 2018年10月2日

【レペゼン地球の5人目】少し遅れて加入したレペゼン地球の新メンバー。DJふぉいの弟らしいが、本当に血がつながった弟なのかは謎。低身長男子で、体重は45kgしかないらしい。

DJまる公式Twitterアカウント

卍ジェニファー卍

卍富山楽しかった卍 pic.twitter.com/HKwTy2t2bI

— 卍ジェニファー卍【レペゼン地球】 (@DJ_Jennifer_) 2017年10月24日

【レペゼン地球の4人目】レペゼン地球のマスコット的存在?身長、誕生日、年齢のすべてが謎に包まれていて、詳しく知ろうとするとその人は死んでしまうらしい(公式より)
これまで発表されている4枚のアルバムの最後には、「ジェニファー」と名が冠された曲が必ず入っている。

卍ジェニファー卍公式Twitterアカウント

マネージャー脇

キティちゃんと15000人に
祝ってもらった誕生日

会場全部が黄色に光った景色を
絶対忘れません

幕張に来てくれた皆、LIVEに関わってくれた
スタッフの皆さんに感謝

レペゼン地球のメンバーに感謝

高校卒業してすぐに社長と出会えて
本当によかった

皆本当にありがとう
最高の誕生日でした! pic.twitter.com/l3yTG0fLDL

— MG 脇【レペゼン地球】 (@MG_Waki) 2018年11月19日

レペゼン地球のマネージャー。「マネージャー」と名乗っているものの、どんな業務をおこなっているのかは不明。ジェニファーの中身という噂もあるが、実際のところは闇の中である。
1995年11月6日生まれ。動画に出演するのは恥ずかしいため、マネージャーという立場らしい。

マネージャー脇公式Twitterアカウント

レペゼン地球の快進撃はまだまだ止まら
ない

2018年11月17日には幕張メッセで1万人限定ライブを開催した彼ら。そのライブも大成功に終わり、夢はさらに大きく広がります。結成当初から目指してきたドームライブも、非現実的な夢ではなくなってきました。その証拠にファンのあいだでは2019年のうちに達成すると噂されています。
「平成」が終わり新しい時代となっても、レペゼン地球の勢いは留まるところを知りません。
レペゼン地球公式サイト
レペゼン地球公式Twitterアカウント
レペゼン地球公式YouTube動画チャンネル
レペゼン地球公式YouTube曲チャンネル

レペゼン地球が自分たちをYouTuberだと言わないワケはミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。