M・アンソニー、D・L・ロスの発言か
ら生じたヴァン・ヘイレン復帰の噂を
否定

デイヴィッド・リー・ロスが2週間ほど前、ヴァン・ヘイレンが2019年夏にスタジアムで公演を開くとほのめかしたことで、マイケル・アンソニーがそれに参加するのではとの噂が流れたが、アンソニーはすぐにそれを否定した。
ロスは『Vulture』のインタビューの最中、スタッフに「夏に街に戻ってきたとき、俺らはオリジナルなことをやる。多分、どこかスポーツ関連の場で、誰か有名な人と。君らのためにチケット、取っておくよ」と声をかけたそうで、この中の「オリジナル」「誰か有名な人」が注目され、アンソニーとのリユニオン公演になるのではと推測/期待する人々が現れた。

しかし残念ながら、アンソニーとヴァン・ヘイレンの関係は変わっておらず、アンソニーはこの噂について「僕からのコメントはこれだけ。僕は2004年に最後に一緒にプレイして以来、(ヴァン・ヘイレンのメンバー)誰とも話していない」と、Premiere Radio Networksに返答したという。

ロスは2019年夏の公演をほのめかした際、「俺のロック・バンドは次に、ヤンキースがプレイするのと同じ場所でプレイする」「この公演に参加しないかって、俺が同僚に声をかけたってことは言える。メタリカ、ガンズ・アンド・ローゼズ、ジェイソン・アルディーン、フー・ファイターズ、チャーチ、ステイプルトン…。みんな、それがあるなら、もちろん関与するって言ってた」とも話していた。

ロスは、2017年、アンソニーが孫を亡くし、お世話になった小児病院への寄付金を募るキャンペーンを行なったとき、1万ドルを寄付したと言われている。アンソニーは当時、「僕は毎朝起きると、寄付ページをチェックしている。そして、ある朝、“デイヴィッド・ロス”の名を見つけたんだ」「寄付してくれた人達にお礼のメールができるようになってるんだけど、この寄付してくれた人のメールの宛先は、あるビジネス・マネージメント・エージェンシーだった。そこから寄付されたんだ。僕は、そこにメールを送り、“デイヴ、君なのかい? そうあって欲しい”って書いた。彼の寛大な寄付に心の底から感謝した。“僕のメルアドはこれだ。メールをくれ。君だって教えてくれ。僕は本当に君と話したいから。とにかく、ありがとう”って送ったんだよ」「そしたら、数日後、返事が来た。同じマネージメント・エージェンシーのメルアドからね。“やあ、マイケル。デイヴィッドだ。(孫を)失ったこと、残念に思うよ。また連絡する”って書いてあった。だから、彼であるのはほぼ間違いない」と、話していた。

Ako Suzuki

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