成河&福士誠治、松下洸平&柿澤勇人
出演のミュージカル『スリル・ミー』
が開幕 さらなる進化を遂げる公演に
向けたキャストコメントが到着

ミュージカル『スリル・ミー』が本日12月14日(金)東京芸術劇場シアターウエストにて開幕する。
2005年、ニューヨーク・オフ・ブロードウェイで開幕以降、世界中で上演され続けている本公演。1920年代にアメリカ・シカゴで実際に起きた少年誘拐事件を基にしたこの究極の心理劇は、男2人とピアノ1台のみの100分間ノンストップで行われる。日本では、2011年に100席あまりの小さな劇場で初演を迎え、幕を開けるやいなや、日本演劇界に衝撃を与え、以来、錚々たる若手実力派キャストにより2014年までに5度の上演を重ねてきた。
過去出演ペア:
田代万里生&新納慎也(2011年初演、 2012年3月・7月)
松下洸平&柿澤勇人(2011年初演、 2012年7月、 2013年3月)
良知真次&小西遼生(2012年7月、 2013年3月)
田代万里生&伊礼彼方(2014年11月)
尾上松也&柿澤勇人(2014年11月)
松下洸平&小西遼生(2014年11月)
そして、4年ぶりとなる待望の公演がいよいよ初日を迎える。密室で繰り広げられる息をもつかせぬ衝撃的な日本初演を思い起こさせるような、小さな空間での上演が実現した。
成河&福士誠治 撮影:渡部孝弘
松下洸平&柿澤勇人 撮影:渡部孝弘
2組4名で上演される今回の上演では、新たなキャストとして、成河&福士誠治が出演し、作品への注目度がさらに高まっている。演劇界きっての実力派と名高い二人が見せる新スリル・ミーは、作品の本質を究極に突き詰め、観客は二人が作り出す渦の中に一瞬にして巻き込まれていくであろう。
もうひと組は、日本初演キャストでもある、松下洸平&柿澤勇人ペアが5年ぶりに復活した。彼らが見せる危うさを残しつつ、初演から7年が経ち、より深い二人の関係性が作り上げられている。
この2組4名が魅せる、小空間に一本の糸がピンと張り詰め、緩めることを許さないような緊張感を体感してほしい。本作を観ると、ミュージカルへの概念が覆されるかもしれない。
キャストから初日を迎えるにあたって、意気込みが寄せられた。
成河 コメント
成河 撮影:渡部孝弘
言うは易しで、やると沢山難しいことがミュージカルは出てくるので、その一つひとつの課題を、本番を通してどこまで自分が納得できる形に持っていけるのか、とても楽しみです。
福士誠治 コメント
福士誠治 撮影:渡部孝弘
2人舞台、ピアノ1台という役者にとってはとても厳しい状況というものに、今、この年齢で挑戦という心を持って参加させていただくことになりました。いざ稽古が始まると、この作品の難しさと奥深さを知り、毎回毎回変わる舞台だなと切実に感じております。たった二人の舞台、一喜一憂しながら「私」を演じる成河くんの反応を見て舞台上で存在できるように頑張ります。
松下洸平 コメント
松下洸平 撮影:渡部孝弘
柿澤と5年振りに『スリル・ミー』で芝居ができるのが本当に楽しみです。
お互いに色んな現場で色んなことを経験して、 それを『スリル・ミー』に返していくような、 そんな1ヶ月の公演になったらいいなと思います。 お互い刺激し合いながら成長していける仲間なので、 彼がこの数年間で得たものを『スリル・ミー』にどうぶつけて、 千穐楽までにどう変わるのかがすごく楽しみです。 頑張ります!
柿澤勇人 コメント
柿澤勇人 撮影:渡部孝弘
4年振りにまた出演できることを幸せに思います。
この作品の良さを存分に発揮できるコンパクトな空間でできることを、 今からすごく楽しみにしています。
衝撃の100分間をぜひ体感してください!
<ストーリー>
監獄の仮釈放審議委員会。
収監者“私”の五回目の仮釈審議が進行中である。
34年前、 “私”と“彼”が犯した犯罪。
物語は、 34年前に静かに遡っていく――。
19歳の“私”と“彼”。
ある契約書を交わした2人。
彼らに一体何が起きたのか。
“私”と“彼”
衝撃の真実が明かされていくーー。

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