B・キューリック、キッスとの共演「
数時間前に知らされ、トミーがギター
を貸してくれた」

キッスは先月終わり、彼ら主催のクルーズ・フェスティバル<Kiss Kruise>で、元バンド・メイトのエース・フレーリーとブルース・キューリックをゲストに迎えアコースティック・パフォーマンスを行なったが、キューリックによると、この共演はオーディエンスだけでなく彼にとってもサプライズだったそうだ。数時間前に知らされたという。
キューリックは『Ultimate Classic Rock』にこう話した。「船に乗り込んだ日の午後、エリック・シンガーから(携帯電話の)テキストがあったんだ。“警告 出港したら何かがある。 で、君はプレイするんだ”ってね」

キューリックはアコースティック・ギターを用意していなかったため、急きょ、トミー・セイヤーから貸してもらうことにしたという。「彼はChet Atkinsのアコースティックを使ってる。僕と同じだ。だから、トミーの部屋へ行ったんだ。彼は2本持ってた。1本はもう1本よりいいやつだった。だから、冗談でこう頼んだんだ。“DominoとHide Your Heartでのソロを俺に譲るつもりなら、俺にいいほうのギターを渡せ”ってね」

キューリックはその2曲をプレイした後もステージに留まるよう言われ、エース・フレーリー登場後さらに4曲──ザ・ローリング・ストーンズのカバー「2000 Man」、Russ Ballard作の「New York Groove」、キッスの「Nothin’ To Lose」「Rock And Roll All Nite」のパフォーマンスに参加した。それも、事前には知らされておらず、サプライズだったという。
キューリックは<Kiss Kruise>に乗船する際は、こういったサプライズに備えていなくてはならないのかも。昨年はQ&Aセッションにのみ出演するはずだったが、急きょ、兄ボブ、スラッシュのバック・ヴォーカリストTodd Kernsと元ユニオンのBrent Fitz(Ds)とパフォーマンスすることになった。

Ako Suzuki

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