「ガンダム」5作品の新展開を一挙発
表 「閃光のハサウェイ」が3部作で
劇場アニメ化

(c) 創通・サンライズ 「機動戦士ガンダム」の40周年を記念して、2019~20年にかけて実施される5つの作品展開が発表された。ガンダムの生みの親でもある富野由悠季監督による小説「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」が3部作で劇場アニメ化されるほか、「ガンダムビルド」シリーズや「SDガンダム」シリーズの新作、「ガンダム Gのレコンギスタ」の劇場版が製作決定。さらに、14~18年にイベント上映された「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」が13話のテレビシリーズとして再編集され、放送される。
 「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」は、1989年出版の同名小説を原作に、宇宙世紀の新たな100年を紡ぐ「UC NexT 0100」プロジェクトの第2弾として製作される。同プロジェクトの第1弾作品「機動戦士ガンダムNT」(11月30日公開)の上映時に、本作の予告編が披露されることが決まっている。
 「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」は、安彦良和の大ヒットコミックのアニメ化で、テレビシリーズはNHK総合で19年4月から放送予定。シリーズすべてのオープニング曲とエンディング曲は、SUGIZOLUNA SEAX JAPAN)のプロデュースのもと、「ガンダム」シリーズの名曲をさまざまなアーティストがカバーすることが決まっており、オープニング曲はLUNA SEAが担当する。
 「ガンプラが動くアニメ」として制作された「ガンダムビルド」シリーズは、18年4~9月放送の「ガンダムビルドダイバーズ」に続く新作の企画が進行している。さらに漫画、カード、プラモデルを中心に展開中の「SDガンダム」シリーズも、世界の子どもたちに向けた新作「SDガンダムワールド 三国創傑伝(さんごくそうけつでん)」が進行中。富野監督が自ら手がけ、14年に放送された「ガンダム Gのレコンギスタ」は、新作カットを大幅に追加した再編集版が19年に展開される。

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