【冬のアニメ・マンガ展示会まとめ】
青森県立美術館で「新海誠展」開催中
　「雲のむこう、約束の場所」のフィ
ルム配布も

「新海誠展―『ほしのこえ』から『君の名は。』まで―」ロゴ　美術館や百貨店でアニメ・マンガ関連の展示会が行われるようになって久しい。地方にも周回する大がかりなものから、趣向をこらした企画展まで、「アニメハック」のイベントカレンダーから、注目イベントをピックアップしてご紹介。

　「新海誠展―『ほしのこえ』から『君の名は。』まで―」が、11月10日から青森県立美術館で開催中だ。青森が舞台のモデルになっている「雲のむこう、約束の場所」の公開14周年を記念して、11月18～20日には同作のフィルムカットが数量限定で来場者に配布される。同展示会は、昨年6月の静岡・大岡信ことば館を皮切りに、長期にわたって全国を周回しており、12月～19年2月には沖縄県立博物館・美術館、19年2～3月には愛知・ジェイアール名古屋タカシマヤでの開催も予定されている。

　手塚治虫氏の生誕90周年)を記念した企画展「OSAMU TEZUKA MANGA NO KAMISAMA 1　～フランスからみた手塚治虫～」が兵庫・手塚治虫記念館で開催中。フランスのキュレーターが企画し、アングレーム市で開催された手塚氏の特別展を2回に分けて日本で行う試みで、11月3日～12月24日の企画展「1」では、全5章のうち3章までの展示が行われる。

　「ボンズ20周年記念展」は、11月14日から近年の作品をフィーチャーした「Part2」の展示が行われている。劇場版が大ヒットを記録し、第4期の制作も決定ずみの「僕のヒーローアカデミア」をはじめ、「HEROMAN」「STAR DRIVER 輝きのタクト」「ノラガミ ARAGOTO」「スペース☆ダンディ」「SHOW BY ROCK!!」「血界戦線」「モブサイコ100」「文豪ストレイドッグス」「ひそねとまそたん」のポスターや設定、原画等を見ることができる。