出場選手がデモを披露! レッドブル
・クラッシュドアイスは大興奮の氷上
バトルだ

『レッドブル・エアレース』をはじめ、アドベンチャーレースやヨットレースなど……。さまざまなエキサイティングなレースを応援しているレッドブル。「レッドブル、翼をさずける」(Red Bull Gives You Wings)という同社のキャッチフレーズは有名だが、そんな同社がまた新たなスポーツの日本開催を後押しした。
12月7日(金)~8日(土)に開催される『レッドブル・クラッシュドアイス横浜 2018』は、今回日本で初めて行われる、「アイスクロス・ダウンヒル」という競技の大会だ。レッドブルが応援しているスポーツとあって、エアレースと同じように、日本中を興奮させてくれる予感がヒシヒシと伝わってくる。
4人1組で1ヒートを争うクラッシュドアイス。コンタクトスポーツで音やスピードなど、この迫力を味わえるのは生でしかない! (c)Andreas Langreiter / Red Bull Content Pool
クラッシュドアイスはアイスホッケーのプロテクターを身に着けた選手たちが、街中に設置された高低差がある最長600メートルの氷で作られたコースを、MAX80キロに達するスピードで駆け抜ける競技。アイスホッケー、ダウンヒルスキー、スノーボードクロスの要素がミックスされており、これを聞いただけでも超エキサイティングなスポーツであるのが分かろうというものだ。
将来はタンクトップ姿で出たい!とすでにこのスポーツの虜になっている武井壮
10月18日(木)に行われた記者会見では、“アスリートタレント”で同大会のアンバサダーでもある武井壮が来場。この競技をVRで疑似体験し、その迫力と興奮をアピールした。
いよいよVRの疑似体験を始める武井壮。安床兄弟のアドバイスでスタート地点に立つ
VRの疑似体験でジャンプをするなど、ほぼ”実体験”でのアクションで会場を沸かせた
見事に首位(それとも最後尾?)でゴールした武井。そのエキサイティングな体験を余すことなく取材陣に披露した
「ウオオォ~!」
「ヤバイ!ヤバイ!」
「アアアアアァァァ~!」
「危ない、危ない!」
「コワ、コワ、コワ、コワ~!」
「選手来た、選手来た~!」
VRゴーグルを被った武井は絶叫しっぱなし。クラッシュドアイスの臨場感を、まさに本当に滑っているかのように紹介した。
「まず、高低差が凄い。ジャンプした後に壁が迫って来る圧迫感、脇をすり抜けてくる選手たち、色々な障害物が迫ってくるのも凄い」(武井)
さらに、当日は『レッドブル・クラッシュドアイス横浜 2018』に出場する山本純子が登場。出場に向けてトレーニングを行っている、インラインスケートのトップアスリートである安床ブラザーズ(エイト・武士)、佐藤つば冴も姿を現した。
参戦して約10年。まさに日本のパイオニア的存在の山本純子。現在は北海道でアイスホッケーもプレーしているマルチプレーヤーだ
山本は2010年に札幌で行われた同大会の日本選考会(女性部門)で優勝し、2016-17シーズンには最終戦で初の決勝トーナメント・ファイナルに進出。4位入賞を果たしている。今回の出場にあたって、山本は「日本で初開催するので楽しみ。今までで一番準備が出来ている。自分の気持ちと応援する人たちに応えたい」と並々ならぬ思いを語った。
「地元開催はずごく力になる。今回は自信があります!」と並々ならぬ決意を語った安床兄弟
さらに、安床ブラザーズの兄のエイトは「まったく違うフィールドだけど、インラインスケートの世界チャンピオンなので、プライドを賭けて戦いたい」とコメント。弟の武士も「プレッシャーよりもワクワク感しかない。(横浜の)コースは速そうなので早くやりたい」とはやくも臨戦態勢だった。
デモンストレーションでは選手4人によるバトルが行われた
安床ブラザーズの弟、武士が見事なエアを披露
その後、本物の氷の95%の滑走性を実現したエコスケートリンク「グライス」による特設リンクで、山本純子、安床ブラザーズ、佐藤つば冴によるデモンストレーションが行われた。
本番ほどの高低差はないものの、4人は実戦さながらのパフォーマンスを披露。特に、安床ブラザーズの弟・武士選手はエアーも披露し、その迫力に記者たちや武井から歓声が上がった。
大会スポーツディレクターのクリスチャン・パピヨン(カナダ)。50回記念大会という節目を日本で開催できることは大きな歴史の一歩になると語った
今回の横浜大会のコース設計をしたスポーツディレクター、クリスチャン・パピヨンは「アジア初開催で、今回は(クラッシュドアイスの)歴史の中でも大きな意味を持つ大会になる。日本で開催できて本当に嬉しい」と、50回目の節目の開催が日本で実現したことを感慨深けに話している。
横浜大会では全長350メートル、高低差22メートルの特設コースが用意された
『レッドブル・クラッシュドアイス横浜 2018』のコースは全長350メートルで、高低差は22メートル。スパイン(山)もあり、カーブもきついテクニカルなコースとなっており、日本人に有利な設計ともいえる。
安床ブラザーズの2人は「すでに(カナダの)エドモントンで出場経験もあるし、インラインは回転やジャンプなどが得意なので、長いコースよりも自分たち向きのコース。今回はかなりの自信がある」と上位入賞を約束した。
また、佐藤つば冴も「初めてコースを走るのでイメージすら湧いていない。でも安床ブラザーズにインラインなど、色々教えてもらっているので、頑張りたい」と話している。
すでに練習などを重ね、入賞を期す佐藤つば冴
「氷のスポーツは色々あるが、(クラッシュドアイスは)そのスポーツのすべてを併せ持っている。最も速く、最も技術力が高く、最も戦闘力があって、最もスピードがあると思う」と武井が熱く語るクラッシュドアイス。これほどナマで観たい、観なくてはと思うスポーツも少ないだろう。
今や、スポーツクライミングやサーフィンが、オリンピックの正式競技になる時代。このクラッシュドアイスも将来、誰もが知っていて、多くの日本人がチャレンジするスポーツになる可能性もある。そのトレンドを先取りするためにも、このニュースポーツを体験するには、今回の横浜大会は絶好のチャンスとなりそうだ。

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