MIYAVI 全世界が度肝を抜かれた日本
を誇る侍ギタリスト
殺陣をしているサムライかのように操る
ギタリスト・MIYAVIが世界の耳を嫉妬さ
せる!
またの名を“サムライギタリスト”と呼ばれるMIYAVIの独特な演奏スタイルは海外からも熱い視線を浴び、世界中を虜にしてきました。
実写版『BLEACH』(ブリーチ)で役者としても注目されるMIYAVIの軌跡を辿り、独自の音楽スタイルについても探って行きたい思います。
MIYAVIが歩んできたこれまでの軌跡
〈MIYAVIプロフィール〉
プライベートでは、2009年に結婚をされていて、2人の女の子の父親でもあります。妻は元歌手のmelody.。
在日韓国人の父親(日本国籍を取得)と日本人の母親の元で生まれ、幼少期からサッカーで才能を発揮するものの、15歳のときに足を負傷したためプロへの夢は断たれてしまいます。
サッカーを辞めたことで人生の目標を失いグレてしまったMIYAVIは、一種の”不良行為“としてバンドをやってみようと決心。ギターとの出会いが大きく人生を変えて行くこととなるのです。
17歳になり上京し、ヴィジュアル系バンドのメンバーとしてのバンド活動を経て、2002年10月より“雅-miyavi-”名義でソロ活動をスタート。その後、 2004年にリリースされたシングル『ロックの逆襲-スーパースターの条件/21世紀型行進曲』でユニバーサルミュージックからメジャーデビューを果たします。3ヶ月間の単身ロサンゼルス留学、X JAPANのYOSHIKIが立ち上げた新ユニット“S.K.I.N.”に参加、結婚など様々な人生の転機が訪れる中、2010年にEMIミュージック・ジャパンに移籍。アーティスト表記を“雅-MIYAVI-”に変え、移籍第1弾アルバム『WHAT’S MY NAME?』をリリースします。
2011年には、亀田誠治をプロデューサーに迎えジャンルを超えたアーティストとのセッションプロジェクト【SAMURAI SESSIONS】を始動。ライブでのコラボレーションに留まらず、『SAMURAI SESSIONS vol.1』という作品として世の中へとアプローチをしていきました。
2013年からは世界へと活動の幅を広げていき、アーティスト表記も“MIYAVI”というシンプルなものに統一します。2014年には、MIYAVIに改名した後としては初であり、通算4度目となるワールドツアーを遂行、マイケル・ジャクソンやビヨンセ、宇多田ヒカルなど世界のトップスターのプロデューサーが手掛けたシングル「Real?」を発表。
以後、ロサンゼルスと日本を行き来しながら世界を飛び回るワールドワイドなエンターティナーへと大躍進を遂げています。
〈MIYAVIのもう1つの顔〉
私生活では2人の娘を持つMIYAVIが音楽活動の傍ら、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の日本人初の親善大使として、世界の難民問題について真撃に受け止め自ら活動をしています。
少し国際情勢に目を向けた話となりますが、MIYAVIがそういった活動に興味を持ったのは、全編英語で挑んだハリウッド映画のスクリーンデビュー作品【不屈の男 アンブロークン】で監督を務めたハリウッド女優アンジェリーナ・ジョリーとの出会いがもたらしたものでした。兼ねてからUNHCRの特使であったアンジーと話をしたことで難民キャンプを深く知り、MIYAVI自身も難民キャンプに足を運んでいます。
初めて訪問したレバノンの難民キャンプでギターを使って演奏を披露したり、サッカーを楽しんだりする中で出会った子供達との交流がMIYAVIの心を大きく突き動かし、2017年に親善大使に就任しました。
難民支援という活動に対して疎い日本人が出来ること、考えられることとは何か。MIYAVIの大使としての活動も目が離せません。
MIYAVIとの熱いバトルが凄い!SAMURAI
SESSIONS
話を音楽活動に戻しますね。前作に増して最新作もヤバイ!と言われている昨年リリースされた対戦型豪華セッションアルバム『SAMURAI SESSIONS vol.2』はもう聴かれていますでしょうか?今をときめくダンス界のカリスマ三浦大知を筆頭に、様々なジャンルのアーティストとの熱いセッションバトルは必聴です。勝負というコンセプトなので、参加アーティスト名の前にvsが付けられています。全てを紹介したいところですが、今回は厳選してご紹介いたします。
〈vs 三浦大知〉 「Dancing With My F
ingers」
〈vs SKY-HI〉「Gemstone」
〈vs Masato(coldrain)〉「Bumps In
The Night」
〈vs KenKen〉「Flashback」
〈vs ちゃんみな〉「No Thanks Ya」
ロックアーティスト、UNHCR親善大使、俳優という様々なフィールドで大躍進を続けるMIYAVI。ツーブロックでゆったりとしたファッションを身につける少しヤンチャな風貌ですが、音楽の可能性と世界の平和を願うピースフルでかっこいい男性です。見た目も中身においてもイケメンという言葉がぴったりですよね。
海外では多くの著名人が本業の傍らでボランティア活動を積極的に行っていますが、日本ではまだ少数派な気がします。音楽面でのMIYAVIしか知らなかったので、こういった活動を行なっていることに驚きました。音楽という世界共通言語を持ち寄り、極限状態での生活を強いられる子供達の夢にMIYAVIがなっていけたらこんなに素敵なことはありません。サムライギタリストがギターヒーローとなるその日を筆者は待ち望んでいます。
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MIYAVI 全世界が度肝を抜かれた日本を誇る侍ギタリストはミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。
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ミーティア
「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。