コリィ・テイラー、AMAsの結果に「メ
タルはダーティ・マネーだと見なされ
ている」

今週開かれた<American Music Awards>でのポップ/ロック部門:最優秀デュオ/グループについて、スリップノット/ストーン・サワーのフロントマン、コリィ・テイラーがコメントした。
同部門には、ミーゴス、イマジン・ドラゴンズ、マルーン5が候補に挙がり、ミーゴスが受賞した。

ロック・ジャーナリストEddie Trunkの「全てのメジャーなアワードで、ロック・ミュージックが不当で無礼な扱いを受けていることにウンザリ。不快、むかつく、侮辱だ。昨晩の@AMAsで新たな軽視。#AMAs = アメリカン・ポップ&ヒップホップ・アワーズ。冗談だろ…」とのつぶやきをリツィートしたコリィは、その後、Twitterユーザーからの「なぜロックとメタルは無視されるのだろう? なぜもっとテレビ/ラジオでプレイされないんだろう? 金と関係してるんだろうけど、金になってるはずだ。いい音楽にはでかい市場がある!」との質問・意見に対し、こうつぶやいた。

「彼らは金になることは知っている。でも、彼らにとってはダーティ・マネーだ。彼らにとって、本物のロック/メタルは野蛮で、頭痛のタネで、劣ったものなんだ。やり過ぎってわけ。彼らは俺らをコントロールできない。Pepsiを売るために俺らを使うことはできない。アホな業界。どっちみち、すぐに焦げつく…。いつだってそうだ」
ちなみに、同部門は、2017年はイマジン・ドラゴンズ、2016年はトゥエンティ・ワン・パイロッツ、2015年は3年連続でワン・ダイレクションが受賞。過去に、シカゴ、フリートウッド・マック、イーグルス、ボン・ジョヴィ、エアロスミス、クリード、レッド・ホット・チリ・ペッパーズらも選出されているが、46回開催される中、いわゆるヘヴィ・メタル・バンドの受賞はない。

テイラーは以前、メタル部門を最優秀メタル・パフォーマンスの1つにしたグラミー賞に対しても「メタルをリスペクトしていない」と苦言を呈していた。

Ako Suzuki

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