Bearwear / I’ll take you anywher
e 東京のインディ・ロック/エモ・バ
ンド、Bearwear初の全国流通作からド
リーム・ポップ色の強いチル・トラッ
クが公開
結成当初からUSインディ/エモのシーンを熱心に追っている早耳リスナーたちの間で話題となり、今年7月にはBalloon at Dawnなどのリリースで知られる日本のインディ・レーベル〈Dead Funny Records〉への加入を果たしました。
そんな彼らが今回ドロップした「I’ll take you anywhere」は、過去の楽曲に比べるとより、ドリーム・ポップ色が強くなっているよう。しかしながら、TurnoverやReal Estate直系の深いリバーブのかかったアルペジオ・フレーズと、シューゲイズとも共鳴する気怠いボーカルの絶妙な重なり合いからは、彼らが影響を公言するここ2〜3年のUS・インディー・ロックやエモの雰囲気を強く感じさせ、自分たちのルーツを最大限リスペクトしながら、新しいことにもチャレンジしていこうというバンドとしての気概を感じさせます。
彼らが結成した2016年と言えば、Title FightやTurnoverといった元々はポップ・パンクやハードコアを鳴らしていたバンドが突如シューゲイズやドリーム・ポップのサウンドを鳴らし始め、その流れがシーン全体に影響を及ぼしていった年でありましたが、 DIGLEでのインタビュー(https://mag.digle.tokyo/interview/9786) でも語っている通り、ポップ・パンクがルーツと公言しているBearwearの活動からもそのような流れが伝わってきますね。
鳴らしている音はインディ・ロックやエモに分類されるかもしれませんが、彼らのベースにあるポップ・パンクのニュアンスも忘れず漂わせるこの匙加減は秀逸ですし、この塩梅のサウンドを鳴らす存在が日本にいることを誇らしくも思います。
こちらは先行して公開されていた「e.g.」のMV。
アーティストに直接還元するって意味でも、BANDCAMPをこれから多用することにした。ときどき、LPを注文したり、CDにない作品を買ったりしてたけれど、もっと使おうと思う。トーフ君にすすめられたのもある。 https://t.co/ZFYWO36NmJ
— Gotch (@gotch_akg) 2018年9月8日
Release Date:2018.10.24 (Wed.)
Label:Dead Funny Records
Tracklist:
01. Intro
02. I’ll take you anywhere
03. Proxy
04. e.g.
05. Free Fall
06. In The Wood
07. May
■ リリース詳細(http://deadfunnyrecords.com/release/dreaming-in/)
■Bearwear: Twitter(https://twitter.com/Bearwear_jp) / Facebook(https://www.facebook.com/bearwearjp) / Instagram(http://instagram.com/bearwearjp)
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