会社で働く毎日、アラシのオススメは「ナイスな心意気」

会社で働く毎日、アラシのオススメは「ナイスな心意気」

会社で働く毎日、アラシのオススメは
「ナイスな心意気」

スーツに身を包みサラリーマンの風貌で歌うPVでは、いつもと一味違ったアラシを楽しむことが出来る。
嵐(アラシ) ナイスな心意気

見せかけだけの人になりたくないと、きっと誰もが思っている。しかし、その気持ちを持ち続けながら真面目に仕事を熟すのはなかなか難しい。 “正直者が馬鹿を見る”という、ことわざがあるように真っ直ぐな姿勢を貫くことは損することが多いのだ。誰もやりたがらない面倒くさい仕事に限って回ってきたり、良いように使われたりする時だってある。その度に気持ちが折れかけて、真面目にやっているのが馬鹿らしくなってきて…まぁ、なんともやりきれない。
株式会社アラシで働く社員のアラシ達も、そんなジレンマを感じているようだ。
真面目も正直も悪いことばかりじゃない

葛藤を抱える私達に、「ムキになんなよ」と言葉をかけるアラシ。このフレーズを歌うのは大野智だ。テレビなどで見ると、ぼーっとした人物の印象を受けるが彼にはどこか本質が見えているような不思議さがある。
周りに流されることも流されないことも出来る、マイペースな彼に「ムキになんなよ」と、まるで心の内を見透かされたように言われると、”そうだ。何をカリカリしているんだ”とフッと自分の肩の力が抜けていく。
誰もが自分のことで精一杯な毎日。そんな毎日の中で「たまに」でも、自分が誰かを助けられているのなら真面目も正直も悪いことばかりじゃないと思えるのだ。
もがいているのは決して自分だけではない

「未来は手ごわい」から賢く逞しくなろうぜではなく、どうしたって大変なんだから気軽に構えずいこうぜというメッセージなのが、まるで肩を組んでくれる様で嬉しく心強い。
今でこそ嵐は音楽という枠を超えて活躍するアイドルグループになったが、最初から何もかもが上手くいったわけではないだろう。例えば結成当初、グループを辞めたいと思っていたメンバーが居たことは、本人達が度々語っている。
歩んできた道のりが順風満帆ではなかった彼らがかけるからこそ、言葉は説得力を持ったまま心の中にすっと入り、そして、もがいているのは決して自分だけではないと噛みしめる事が出来るのだ。
「ナイスな心意気」で今日へ、明日へ

満員電車に揺られる朝。終わらない仕事。すぐには出ない結果。そんな毎日でも、そんな毎日だからこそ、自分の「心意気」を大切に歌ってくれる、アラシ。”自分の大事なことを大切に出来てたら、それでいいでしょ!”と言い切ってくれるのが、この楽曲の魅力だ。明るいメロディーと共に運ばれる彼らの後押しを受けて、是非とも「ナイスな心意気」で今日へ、明日へ挑みたい。
TEXT:柚香

UtaTen

歌詞検索・音楽情報メディアUtaTen

新着