刻一刻と迫る2人の別れ…映画『追想
』たった6時間の結婚の始まりを切り
取った本編冒頭映像が到着

「アムステルダム」でブッカー賞を受賞し、数多くの話題作を生み出しているベストセラー作家イアン・マキューアンの小説「初夜」を、シアーシャ・ローナン主演で映画化した『追想』が、8月10日(金)より、TOHOシネマズ シャンテ他にて全国公開となる。刻一刻と迫る2人の別れ…映画『追想』たった6時間の結婚の始まりを切り取った本編冒頭映像が到着! (c) BritishBroadcastingCorporation/Number9Films(Chesil)Limited2017

『ブルックリン』や『レディ・バード』といった話題作に立て続けに主演し、24歳にしてアカデミー賞®の常連といわれるシアーシャ・ローナン。若手女優の筆頭として目覚ましい活躍を見せる彼女が、現代のイギリス文学が誇る新たな傑作として長年映画化が熱望されていたブッカー賞作家イアン・マキューアンの「初夜」に挑む。大ヒット作『つぐない』以来となるシアーシャとイアンの組み合わせにも注目が集まっているが、今回は原作者自らが脚本を手掛け、新たな解釈を加えた展開も見逃せない。
監督は、BBC ドラマ「嘆きの王冠〜ホロウ・クラウン〜」を手がけた舞台演出家・脚本家のドミニク・クック。今回が長編映画初となる。シアーシャの相手役には新進気鋭のイギリス人俳優ビリー・ハウル。2016年のプラダ春夏メンズウェアのモデルとしても起用され、シアーシャとは、チェーホフの「かもめ」の映画化『The Seagull(原題)』でも共演している。
主人公となるのは、結婚式を終えたばかりの20代前半の夫婦。初夜に起きたある出来事が原因で運命が狂ってしまう男女の心情が、繊細かつ緊迫感を持って描かれている。愛するがゆえに生まれてしまうすれ違い。胸を締め付けられるような切なさと共に、最後には静かな波のような感動が押し寄せてくる、新たなラブストーリーがここに誕生した。
そしてこの度、本作の冒頭映像が到着!

無事に結婚式を終え、新婚旅行先のチェジル・ビーチのホテルに到着したフローレンス(シアーシャ・ローナン)とエドワード(ビリー・ハウル)。これから初 夜を迎える緊張感もあり、どこか落ち着かない様子のエドワードは部屋に着くなりすぐにラジオをつけ、「今夜は頼むよ」とロックミュージックを流し始める。が、すぐにラジオの調子は悪くなり仕方なくクラシック音楽を選択。バイオリニストのフローレンスはそんな彼を見かねて「ハンクって人の音楽でもいいわ。エルヴィスだった?」と声をかけるが、エドワードが大好きなチャック・ベリーの名前もうろ覚え。ロックをまったく知らないフローレンスにエドワードは「君は 西側世界一、お堅い人だね。だから愛してる」と語りかけ2人はキスを交わすが―。
順調に始まったかに見える新婚夫婦の初夜だが、小さなボタンの掛け違いがやがて大きな溝になることを、繊細かつ緊迫感のある映像と台詞で予兆させている。冷静ながらもどこか不安げなフローレンスの表情は、シアーシャの精巧な表現力ならでは。純粋なラブストーリーでありながらも序盤から不穏な影がチラつく、技術が詰まったオープニングとなっている。
映画『追想』は、8月10日(金)より TOHO シネマズ シャンテほか全国ロードショー!

配給:東北新社 STARCHANNELMOVIES
(c) BritishBroadcastingCorporation/Number9Films(Chesil)Limited2017

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