【Mardelas ライヴレポート】
『Mardelas the THIRD
tour -第2幕-』
2018年7月22日 at 渋谷 DESEO
3rdアルバム『Mardelas III』を5月にリリースし、それに伴う東名阪ツアーを“第1幕”と“第2幕”の2回敢行したMardelas。6月の“第1幕”ではTHOUSAND EYESとの対バン形式で、そして7月の“第2幕”はKING RECORDS のレーベルメイトNoGoDとの対バン形式で開催。“第2幕”のファイナルとなるこの日のライヴは、コンセプチャルな『Mardelas III』の世界観を存分に再現しつつ、メンバー4人それぞれのミュージシャンとしての魅力もアピール。さらにアンコールではNoGoDとのジョイント演奏も実現し、“祭り”的な盛り上がりでも楽しませてくれた。
■ NoGoD ■
まずはNoGoDの登場。歪んだギターが鳴り響くと観客はメロイックサインの手を高く掲げ、メンバーを歓迎する。速いヘドバン曲「心臓」でスタートを切り、その後は歌を聴かせるタイプのハードチューンを数曲。団長(Vo)が“次の曲は黒Tシャツのオジサンでもノリにくいかな?”と挑戦的に紹介した「II-懐疑」は、変拍子や展開がバリバリに入るプログレメタル。会場にはDream TheaterのTシャツを着た観客もいたが、このテクニカルな演奏にはがっちりハートを掴まれたのではないだろうか。
選曲的には5thアルバム『V』(2013年)と4th『Make A New World』(2014年)の楽曲を軸にしつつ、初期のナンバーから最新シングル「Arlequin」まで、NoGoDの持ち味をバランス良く披露。団長のトークも相変わらず切れ味抜群で“昔からメタルは聴いてたけど歌詞がねぇ…。なんかメタルってドラゴンと戦ってばかりいません?”と笑わせるが、笑いだけでは済ませず“でも、NoGoDは歌詞を大事にしたい。メッセージ性のあるメタルをやりたいと思ってます”ときっちり伝える辺りはさすが。バンドにとって対バンやフェス出演時はファン層を広げるチャンスだと言われるが、そういう意味でもNoGoDの強みを実感した全11曲だった。
選曲的には5thアルバム『V』(2013年)と4th『Make A New World』(2014年)の楽曲を軸にしつつ、初期のナンバーから最新シングル「Arlequin」まで、NoGoDの持ち味をバランス良く披露。団長のトークも相変わらず切れ味抜群で“昔からメタルは聴いてたけど歌詞がねぇ…。なんかメタルってドラゴンと戦ってばかりいません?”と笑わせるが、笑いだけでは済ませず“でも、NoGoDは歌詞を大事にしたい。メッセージ性のあるメタルをやりたいと思ってます”ときっちり伝える辺りはさすが。バンドにとって対バンやフェス出演時はファン層を広げるチャンスだと言われるが、そういう意味でもNoGoDの強みを実感した全11曲だった。
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