水着や着替えは必要!? 濡れずにも楽
しめる!? S2O JAPAN 完全ガイド

いよいよ開催直前の「S2O JAPAN SONGKRAN MUSIC FESTIVAL」。初上陸だけにどんな準備をしていけばいいのか、悩んでいる人も多いハズ。そこで、実行委員会のスタッフに参加の心得を聞いてみた! 遊びに行く人はもちろん、迷っている人も必見。コレをチェックすれば「S2O JAPAN」が1000%楽しめる!

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使用するのは安心・安全な東京都の水道

——いよいよ「S2O JAPAN」の開催が迫ってきましたが、準備は万端ですか?
「ようやく整ってきたところですね。というのも、『S2O JAPAN』で一番のキーとなる、水かけ用の“水”の手配がなかなかで大変で……」

——水の手配というのは?
「もともとは給水車などで水を用意し、どこかに溜めておこうと思ったんですが、本国タイと同じようにやるとなるととんでもなく大量の水が必要だったんです。それこそ給水車300台以上、現実的じゃないと……。とはいえ、水がないと『S2O』は成立しない。一時は大問題だったんですが、幸いにも会場となるお台場に東京都の水道管が走っていまして、そこを使わせていただくことができたんです。水道管を工事し、新しい出口を作ったんですが、その工事が先日終わりました(笑)。本当に多くの方の協力を得て開催に至ったという感じです」

水かけ専用マシーンを直輸入、夜にはま
た違った世界観が!

——そもそも、本家タイの『S2O』はどんな感じなんでしょう?
「スゴイですよ。まず、ステージのスケールに圧倒されます。とにかく長くて、高い。ファクトリー(工場)をコンセプトのひとつにしていて、毎年ステージは非常に迫力があります。あとは、世界には様々なフェスがありますが、“水”というわかりやすい特徴の他に、コンパクトであることも『S2O』のポイントですね」

——ステージのわりに、会場内はそこまで大きくないんですか?
「タイの『S2O』は1ステージなんです。そこに今年は3日間、数多くの世界的アーティストが出演し、計6万人を動員しました。広大な土地で、複数のステージが用意されたフェスは日本でも数多く開催されていますが、『S2O』はひとつのステージで、ひとつの音楽をみんなで共有する、そこに私たちは魅力を感じたんです。その凝縮感というか、一体感は格別です。今回、『S2O JAPAN』も1ステージで、本場の雰囲気を味わっていただこうと思っています」
——たしかにそれは一体感がありますね。
「様々なステージ、様々な音楽が楽しめるのもフェスの醍醐味ですが、どこに行こうか迷ってしまったり、移動するのが大変だったり……特に『S2O』は水に濡れるので極力移動はしない方がいい。ひとつのステージを思う存分楽しみ、みんなが同じ気持ちになる、それが『S2O』の良さだと思います」

——タイでも水を浴びながらみなさん楽しんでいるんですよね。
「タイでは、ステージからフロアに向けて専用のマシーンで放水されるのですが、今年からフロアの中央部分にも放水場所を作り、四方八方に水が飛び交うことになったんです。その威力は本当にスゴイですよ(笑)。そして、今回『S2O JAPAN』でもタイから専用の水かけマシーンを運び、そのシステムを導入します。あとは、夜になると放水にレーザーや照明が加わり、また昼間とは違う世界観が楽しめると思います」

Tシャツに水着、濡れてもいいスニーカ
ー、着替えもマスト!

——誰もが気になっていることだと思うんですが、実際どのくらい濡れるんでしょう?
「日本初上陸なので、みなさんイメージしにくいかもしれませんが、あくまで放水は演出の一部、特殊効果のような役割で、基本的にはオーディエンスが盛り上がって高揚感が増した瞬間に放水があります。つまり、毎秒水が出ているわけではないんです。ただ、その放水が高揚感をさらに高め、世界を非日常的な姿に変えていくんですが……正直なところ、かなり濡れます(笑)。水の塊が頭上から落ちてくるときもあれば、空中で飛沫になって飛び散ることもあったり、水の演出も様々です」

——となると、やっぱり水着は準備しておいた方がいいんでしょうか?
「Tシャツの下に水着がいいと思います。そして、足元はビーチサンダルではなく、しっかりと足が固定できるサンダルの方がストレスはないと思いますね。タイではスニーカーの方も多いんですが、いかんせん濡れてしまうので、濡れても問題ないスニーカーがあれば、それがベストですね」

——濡れることを前提にした格好で行くべきなんですね。
「イメージ的には夏の海やプールが近いと思います。『S2O』は炎天下のもと、アスファルトの上で音楽とともに水遊びをする感覚です。8月となると日本も相当暑いですし、そんな中で浴びる水しぶきは本当に気持ちがいいと思います。暑くなればなるほど、『S2O』は楽しめますね」

——着替えも必要ですよね?
「そうですね、あとはタオルもあった方がいいでしょう。会場内には更衣室も用意しているので、ぜひご活用ください。また、オフィシャルグッズも販売しているので、それを利用していただいてもいいと思います。『S2O JAPAN』の公式サイトやSNSでは、当日参加する方のためのコーディネイトなども提案しているので、ぜひチェックしていただければと思います」
オフィシャルグッズをチェック

濡れたくない人のため、ステージ近くに
“DRY AREA”完備!

——どこにいても確実に濡れてしまいますか? なかには濡れたくない方もいると思いますが……。
「楽しみ方は人それぞれですので、音楽を濡れずに楽しみたいという方のために“DRY AREA”も用意しています。実は、これは本家タイにはないんですけどね。向こうでは、街中が水かけ祭の真っ最中で、一歩外に出れば濡れてしまう環境なので。他にも、“VIP AREA”や“VVIP AREA”も高台にあるので濡れることなく楽しめますが、“DRY AREA”はあえてステージに近い場所に用意しましたので、思う存分に音楽を楽しんでいただければと思います。ただ、みんなが濡れながら楽しんでいる姿を見ると、一緒に楽しみたくなるかもしれませんので、着替えは用意した方がいいでしょうね。私たち自身、タイに行ったときにそうだったので(笑)」
——会場内ではお客さん同士が水をかけあってもいいんですか?
「タイでは街中でかけ合いをしていますが、『S2O JAPAN』はあえて禁止にしています。日本でも水をかけ合うイベントはたくさんありますが、『S2O』はあくまで無防備で、水というサプライズを楽しんでほしいんです。自分がコントロールできない、人の範疇にない自然発生的なアクションに驚いてほしい。なので、基本的には水鉄砲などの使用は禁止しています。主催者側が提供する水だけを楽しんでください」

タイのカルチャーを発信し、新たな体験
を…

——放水以外に、どんな楽しみ方があるでしょう?
「当然、音楽面、アーティストの人選などにもこだわりましたが、『S2O JAPAN』ではカルチャーも発信していきたいと思っています。特に、日本とタイは昨年修好130周年を迎え、両国の友好関係もひとつのキーワードにしています。日本でもタイフェスなどが毎年大きな賑わいをみせ、両国でお互いのカルチャーが根付くなか、『S2O JAPAN』では新たなタイのカルチャーを伝えていきます。そのひとつとしてあるのがフード。ここ数年日本でも人気のパクチーを使った新たな料理やタイ風焼きそば・パッタイ、ガパオなどのオーソドックスなものまで、様々なフードをご用意しています」

——今回、ステージはどのような感じになるのですか?
「セットは本国で使用しているものを日本版にカスタマイズします。基本的にはタイ本国から持ってくるので、今ごろは海の上かもしれませんね(笑)」

——出演者は海外から11組のアーティストを招聘していますが、放水とどんな化学反応を起こすのか楽しみですね。
「正直、ラインナップはいろいろと難しい面もあり、苦労しましたが、最終的には素晴らしい顔ぶれになったと思います。私たち自身、彼らがどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、みなさんと同じく本当に楽しみです。個人的には、2日目に登場するKSHMR(カシミア)に期待しています。世界中のフェスで映像を含めて毎回独特な世界観を披露しているなか、そこに水が加わるとどうなるのか……他の出演者も同じことが言えますが、これはなかなか見る機会がないので必見です」

KSHMR | EDC Las Vegas 2018 | Official Video
——今回、事前に出演者オーディションを開催し、そこから3組の日本人アーティストが参加するんですよね。
「様々なフェスの功績もあり、日本のシーンは成熟してきたと思いますが、さらにレベルアップするためには大舞台で活躍するアーティストがより多く必要だと私たちは感じていました。それがオーディションを開催するきっかけのひとつでもあるんですが、今後世界レベルで活躍する日本人アーティストを『S2O』から輩出できればと思っています。今回はオーディションという形になってしまいましたが、野球少年が甲子園を目指すように、新しい世代のDJたちが『S2O』を目指して頑張ろうと思ってくれると嬉しいですね。選ばれた方には、当日素晴らしい時間を作ってほしいですね」

——『S2O』を目指して……ということは、『S2O JAPAN』は今後も継続的に開催されるんですか?
「ぜひやっていきたいです。何より、継続することが重要だと思っていますし。私たちはタイで実際に『S2O』を体験し、それが純粋に楽しかったので、その感覚をみなさんにお届けしたい。非日常的な瞬間というのは、自分を忘れる瞬間でもあると思いますが、『S2O』はまさにその瞬間の連続です。音楽を楽しむにしても、水を浴びるにしても、同じ行為でも場所や環境が違うと得られる感覚は違います。『S2O JAPAN』も既存のフェスとは違う+αがあり、今まで味わったことのない新たな体験をしていただけると思っていますので、みなさんぜひ遊びに来てください」
「S2O JAPAN」のチケットは現在絶賛発売中!

チケットをチェック


EVENT INFORMATION
「S2O JAPAN SONGKRAN MUSIC FESTIVAL」

2018年8月4日(土)、5日(日)

OPEN:12:00 START:14:00

東京・お台場S2O ウォーターランド

TICKET
前売(1日券)¥14,000 (VIP1日券)¥30,000

EDM,HOUSE,TECHNO

ACT:ALOK, BREATHE CAROLINA, DEORRO, DYRO, KREWELLA, KSHMR, QUINTINO, SICK INDIVIDUALS, TUJAMO, YVES V and more

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