圧倒的歌唱力で全員主役!COLOR CRE
ATIONの個性。

歌がうまいだけじゃなくてキャラが濃い
!各メンバーの魅力とは?

全員ボーカル、全員主役の次世代ボーイズ・ボーカルグループCOLOR CREATION(通称:カラクリ)が2018年5月23日、シングル『CANVAS』でメジャーデビューする。メンバーはRIOSKE、KAZ、JUNPEI、TAKUYA、YUUTOの5人。デビュー前からSNSのフォロワーは計7万人に達し、その圧倒的な歌唱力が話題を呼んでいる。カラクリとはどんなグループなのか? メンバーの個性は? 一人ひとりのプロフィールを深掘りしながら、デビュー作となる『CANVAS』に込めた想いを聞いた。

Photography_Takuma Toyonaga
Ineterview & Text_Sotaro Yamada
Edit_Kenta Baba




COLOR CREATIONの名前をはじめて聞いた
!という方はぜひともまずYoutubeで曲
を聴いてみてください。全員歌がうまい




自由奔放なRIOSKE、人見知りのTAKUYA

――まずはメンバーのキャラクターを一人ひとり掘っていきたいのですが、RIOSKEさんの特技は……折り紙?
RIOSKE : はい、折り紙です。


――あの「折り紙」ですよね?

RIOSKE : みなさんが思い描く「折り紙」ですね。中学3年生の時、歯医者さんで折り紙の白鳥を見て感動しちゃって。それからネットでつくり方を調べつつ、3000枚くらい使って大きい孔雀をつくったら、結構良い感じにできちゃって。僕、手先が起用なんです。おばあちゃんに教わった編み物も得意で。

――3000枚で孔雀!プロフィールには「高級料亭などに飾れそうなレベル」と書いてあります。

RIOSKE : 実際に飾ったことはないんですけど、家族にプレゼントしたことはあります。誕生日に孔雀をつくってあげて。SNSにも載せたことはないけど、気が向いたらアップしてみようかな。いつかファンにプレゼントしても良いかも。

――すごく見てみたいです。折っている途中の動画もUPしてほしいですね。TAKUYAさんは、静岡出身のサッカー少年だったそうですね。
TAKUYA : 小学1年生から高校3年生までやっていました。ポジションは左サイドハーフ。小さい頃は、将来はサッカー選手になりたいと思っていました。でも高学年になって選抜チームで全国大会に出て、トップレベルとの差を感じて。その時に、自分はプロにはなれないだろうと思ったんです。サッカーは続けたけど、プロを目指すことはやめました。


――小学生で夢をあきらめるのは、なかなか大変なことのように思います。

TAKUYA : それほどサッカーに執着があったわけでもなかったんです。僕はお兄ちゃんが2人いるんですけど、2人ともサッカーをやっていて、その影響で自然に始めただけで、自分からやりたいと思ったわけではなくて。中学生の頃からカラオケにハマり出して、それから歌うことが好きになりました。……ふふっ(笑)。

――なんでいま笑ったんですか(笑)。
TAKUYA : いや、この話オチつけられないと思って……。あ、オチってつけなくていいんですか? 


――RIOSKEさんの「折り紙」がちょっとインパクト強かったですからね。オチはなくて大丈夫ですよ!

TAKUYA : なんか笑えるネタを話さなきゃいけないのかと思いました。僕は、ライブ中はめちゃめちゃ明るいんですけど、プライベートは真逆なんです。買い物はひとりで行きたいし、カラオケも絶対ひとりが良い。そもそも人見知りだから、初めて会う人と打ち解けるのが超苦手なんです。だから学生時代は、バイトの初出勤が大嫌いでした。居酒屋、焼肉屋、交通整理、バーなどいろいろやったけど、初対面が本当に嫌でした。

――取材、大丈夫ですか? 初対面の相手に喋ることが多いと思いますけど。

TAKUYA : COLOR CREATIONのTAKUYAとして話をするのは大丈夫です。でも中身がない人間だから、プライベートは掘り下げようがない……。いま僕はCOLOR CREATIONのためだけに生きているので。

熱いオモシロ担当JUNPEI、オールラウン
ダーKAZ、チャラい?YUUTO

――JUNPEIさんもサッカーをやっていたんですよね。

JUNPEI : 幼稚園から高校までやっていました。小・中と大阪府代表で、島根の高校にはサッカー推薦で行きました。でもその頃、すでに歌をやりたくなっていて。清水翔太さんを知ってからすごく影響を受けて、自分も歌手になりたいと思ったんです。ずっとサッカーをしていたからなかなか言い出せなかったけど、大事な青春時代を本当にやりたくないことに費やすのは無駄だと思って。高校2年の頃に、サッカーをやめて大阪に戻りました。そうしたら次の年に、僕らの代のチームが全国3位になって。テレビで試合を観ていて、正直、「やっちまった……」と絶望的な気持ちになりました。


――それは相当悔しいでしょうね……。
JUNPEI : その後、高校に通いながら建設現場のアルバイトでお金を貯めて、エイベックスのスクールに通いました。お金がギリギリだったから、1年間やって手応えがなければ諦めようと思っていました。でも1年後、学費免除の試験にたまたま合格してなんとか続けられることになりました。エイベックスのスクールのあとも、『EXILE VOCAL BATTLE AUDITION4』のファイナリストに残してもらったり、落ちて挫折していた時にスタッフさんに声をかけてもらって、学園祭の仕事をいただいたり。関西の大学を1シーズンで15校くらいひとりでまわっているなか、最後に1回だけ東京のオーディションを受けようと思って挑戦したのが、COLOR CREATIONのオーディションでした。ギリギリの線が繋がってここにたどり着いたという感じで、何かひとつ欠けてたら辞めていたと思います。


――ライブでボケまくるのを観ていたので、JUNPEIさんはカラクリのオモシロ担当だと思っていました。こんなに熱い話が聞けたのは、失礼ながらちょっと意外な気がしました。
JUNPEI : ほんとはそうなんですけど、夢の部分についてだけは熱くなってしまいますね。……でも、だいたいはふざけてるんで!


――KAZさんはフィリピンとのハーフでNYに留学、元々ダンスボーカルグループにいて、作詞作曲もできて、舞台俳優の経験もあると。
KAZ : 僕は歌手になりたくて14歳の頃に上京して、舞台やミュージカルに出ていました。日本で音楽をやるか海外で音楽をやるか悩んで、19歳の頃、NYに1年間ほど音楽留学をしました。清水翔太さんがNYのアポロシアターで歌ったということに影響を受けて「アポロシアターで歌いたい」と思うようになったんです。NYではオーディションを受けながら、ゴスペルを学んだりボイストレーニングを受けたりして、ライブやミュージカルに出ていました。帰国後にダンスボーカルグループをやり、そのあとソロ活動を経て、COLOR CREATIONになりました。


――経歴がすごいですね。SNSもマメでとても印象的でした。
KAZ : 元々ファンサービスの精神が強くて、自分のすべての時間をファンとの時間に使いたいという気持ちが強いんです。だからマメに更新するし、みんなのツイートも見ます。なぜかというと、僕はずっと、人からヲタクと言われるほど様々なアーティストさんのファンだったので、ファンの気持ちがすごくわかるんです。自分がしてもらいたかったことをしてあげたくて。


――ファンの皆さんもかなり嬉しいと思います。YUUTOさんはこのなかで唯一、ボーカリストとしての経験がないですよね。

YUUTO : 何もかもが初めてのことばかりです。もちろんレコーディングも初めてだし、ライブも初めてだし。いまでこそ少しずつ慣れてきたけど、最初は毎日必死でした。

――なぜオーディションを勝ち抜けたと思いますか?
YUUTO : 不思議なんですけど、なぜか受かる自信がありました。僕は高校卒業後に上京したけど、歌を専門的に勉強するわけでもなく、ライブをやるわけでもなく、たまにオーディションを受けるくらいでした。でもこのグループのオーディションの話を聞いた時、「あ、これだ」とピンと来たんです。そしたら本当に受かっちゃった。なんだか導かれているみたいでした。


――絵も得意だとうかがいました。

YUUTO : むかしからイラストが好きで、時々描いてました。漫画『BLEACH』の絵がすごく好きなんです。動きをつけるのが苦手だから自分で漫画を描こうとは思わないけど、イラストは『BLEACH』にすごく影響を受けていると思います。でも絵を描いていると言うと、驚かれることが多いですね。やっぱり「チャラそう」と言われることが多いので。
――実際、チャラいんですか?


全員 : チャラいです!(笑)

YUUTO : まあ、グループにそういうキャラの人が一人くらいはいても良いと思ってるんで(笑)。

――チャラいって、具体的にどういうことですか?

YUUTO : それ、掘っちゃいます?(笑)

――書けそうな内容でしたら。

YUUTO : じゃあ、やめときましょう(笑)。

「KAZは、いつも引っ越ししてるんじゃ
ないかってくらい荷物が多い」

――メンバーのここが許せない!みたいなところってありますか?

JUNPEI : KAZは、借りパクが多いですね。

全員 : ああ! 確かに!
RIOSUKE : でも自分で気付いてないんですよ。この前もKAZちゃんに櫛を貸した数日後、「KAZちゃん櫛ある?貸して?」ってお願いしたら「いいよ!」って爽やかに貸してくれたのですが、、それ、もともと俺のだから!って


KAZ : (笑)。小学生の頃から、気付いたら筆箱がパンパンになってる、みたいなことがしょっちゅうありました。モノが増えることが多いんです。……いや、僕は無意識なんですよ、櫛の件も、借りたらそのまま自分のバッグに入れちゃった。
――なんで無意識にバッグに入れちゃうんですか(笑)。


KAZ : や、ほんとにわかんない(笑)。何の悪気もないんです!(笑)

――それは、返さないとダメですよ(笑)。
KAZ : そうですよね(笑)。それを忘れちゃって自分のものにしちゃう気質があるんです。それに、僕もモノを人にかなり貸すんですよ。というか、あげちゃう。俺のモノはお前のモノっていう気持ちがあります。だから荷物めっちゃ多いんですよ。


RIOSKE : 引っ越ししてるんじゃないのかっていうくらい、荷物が多いんですよKAZちゃんは。

KAZ : 遠征のたびに、必ずお気に入りのドライヤーと鏡、あと照明も8個くらい鏡につけてビッカビカにして。毎回夜逃げみたいになってます。
COLOR CREATION 「Everything Will Be Alright」 Lyric Video

COLOR CREATIONが生み出す、6つ目の声

――他のグループと比べて、自分たちはどこが違うと思いますか?

KAZ : ここははっきりと言い切りたい部分ですけど、全員歌がうまいことです。5人全員がユニゾンで歌うからこそ6つ目の声ができる。そこは他と比べて負けないと思います。
――ファンはどんな方が多いですか?


JUNPEI : 基本は10代〜20代の女の子が多いんですけど、それ以外のお母さん世代やおばあちゃん世代もいるし、下の世代だと小学生や、そのもっと下の子も握手会に来てくれます。20代前半の男の子は、同じ夢を追っている人が多い気がしますね。とにかく年齢の幅が広いんです。僕たちにはまだ全部で7曲しかないけど、いろんな層に刺さっているという実感があります。
TAKUYA : ビジュアルから入るのではなく、曲を聴きたいからMVやライブを観てくれる人が多い気がしています。カッコ良さはあくまでオプションみたいなもので。比率で言えば、楽曲好きな人が圧倒的に多いと思います。


RIOSKE : 見た目を好きになってくれる人たちも、最初は音楽に引っかかって、「あ、でも顔も良いじゃん」ってなってると思う。
KAZ : あとは、他とあまり比べられないですけど、メンバーの仲の良さは負けない自信があります。オフのときでも普通にみんなで遊んだりとか。ついこないだYUUTOに遊ぼー!って誘ったら断られましたけど(笑)。


YUUTO : あのときは時間がわりと遅くて突然だったからね。迷わず断りましたね(笑)。

KAZ : そうだったよね。それは僕がわるいです。。

TAKUYA : まぁ実際そんな仲良くなければ気を使って断りにくいとかあるけど、バッサリ断れるくらいの間柄ってことだよね?

YUUTO : そうそう。ナイスフォローありがとう(笑)。でも実際ほんと仲良いとおもいます。
COLOR CREATION『CANVAS』MV

デビューシングル『CANVAS』に込めた想
いとは?

――みなさんの歌唱力の高さには、ナマで聴いて驚かされました。インディーズ最後のライブではデビュー曲『CANVAS』も披露していましたね。この曲はKAZさんが作詞作曲しています。どんな気持ちを込めましたか?

KAZ : まず、この曲はファンに対する感謝の曲にしたかったんです。僕たちは2017年の7月から活動しはじめて、ゼロからファンを増やさなきゃいけなかった。プロモーションもあまりなかったので、イベントに出て、そこで掴んだファンだけが頼りでした。あの頃ファンになってくれた方々がすごく頑張って宣伝してくれたり、CDを買ってくれたりして、そのおかげで僕らはメジャーデビューできたんです。だからその感謝をまずは伝えたかった。
KAZ : 音楽としては、人の人生を支えるような音楽をやりたいと思っていて。カラクリのコンセプトは「自分たちの歌声で、聴く人の人生に彩りを!」です。インディーズの楽曲『Waiting For You』と『Everything Will Be Alright』を書いた時もそういう気持ちがあったけど、一方では、漠然としたフィクション感もありました。よりリアリティを求めた時に、歌っている言葉に少しでも嘘を混ぜたくないと思ったんです。なぜなら伝達が遅くなってしまうから。『CANVAS』はその部分にこだわったので、なるべく自分たちの等身大のこと、僕らが本当に思っていること、この5人全員の本心が自然に出せるような言葉を選びました。いろんなバックボーンと挫折を持った5人が、こうしてメンバーやスタッフ、応援してくれるみなさんに出会ったことによって色づきはじめた。その感謝を、いまここで伝えたい。ライブで歌っていて、もっとも正確に僕らの想いがお客さんに伝わっている実感があります。より主体的に歌えるという意味でも、この曲でメジャーデビューできて本当に良かったと思っています。

聴く人たちの人生に彩りを

――最後に、これからどんなアーティストを目指しますか?

JUNPEI : 聴いている人の支えや明日からの活力になりたいし、常にそういう存在であり続けたいです。それがみなさんへの恩返しだと思うし。

KAZ : みなさんの人生にそっと寄り添うような、時には助けてくれるような、そんな曲をたくさん書いて歌っていきたいです。みなさんにいろんな感情を与えられるようなアーティストになりたいですね。

TAKUYA : 僕は、個人のキャラクターとしてはライブに特化していくことが目標です。ライブでフロアをひとつにして盛り上げるのが好きで、僕らにしかつくれない空気感を意識してライブをしていて。嫌なことがあったり投げ出したくなるようなことがあったりした時、「カラクリのライブに行ったら楽しい気持ちになる」「困ったらカラクリのライブに行こう」、そう思ってもらえるような、心の拠り所をつくっていきたいです。

YUUTO : 僕もメンタルの部分は3人と同じですけど、誰もが知っているアーティストになりたいので、具体的に、武道館やアリーナ、ドーム、そういうステージに立てるように一歩一歩頑張りたいです。

RIOSKE : 僕はたくさんの人を笑顔にしたいです。ラブ&ピース、シェアハピ↑ まずは日本、そこから絵の具が広がっていくように、世界をカラフルにします!

COLOR CREATION リリース / ライブ最新
情報


1. CANVAS

2. Odds & Ends

3. CANVAS (Instrumental)

4. Odds & Ends (Instrumental)
WPZL-31454/5 ¥1,667+ 税
(DVD)
● CANVAS (Music Video)
● CANVAS (Music Video Making)
● 特典映像
「COLOR CREATION 1st ONEMAN LIVE “ROAD TO MAJOR DEBUT”」 より ・ Everything Will Be Alright ・ Odds & Ends ・ One Way Ticket
・ Summer Love ・ CANVAS の5曲のライブ映像を収録


1. CANVAS
2. Odds & Ends
3. CANVAS (Instrumental)
4. Odds & Ends (Instrumental)


1. CANVAS
2. Flying Memories
3. CANVAS (Instrumental)
4. Flying Memories (Instrumental)

<COLOR CREATION オフィシャルサイト>
http://color-creation.jp

<公式SNS>
Instagram / Twitter / Youtube

圧倒的歌唱力で全員主役!COLOR CREATIONの個性。はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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