若者は「YouTuber」をどう楽しんでる
? 10代&20代ファンに“魅力の理由
&おすすめチャンネル”を聞いてみた

もはやお茶の間にも浸透した感のある「YouTuber」。しかしまだまだ「何が魅力なの?」と思っている人も多いはず。そんなわけで、YouTuberファンの若者にレクチャーしてもらいました。

「YouTuber」、それはYouTubeに様々な動画をアップして、視聴者を楽しませてくれるエンターティナー。最近ではHIKAKINやフィッシャーズを筆頭にテレビ番組で顔を見ることも増え、その存在はお茶の間にも浸透しつつあります。
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しかしながら、まだ「何が人気の理由なの?」と思っている大人世代も多いはず。恥ずかしながら、筆者(37歳)もそのうちのひとり。
試しに動画を見ようとしても、毎日更新するYouTuberも多いので、膨大なアーカイブからどれを見て良いのか迷ってしまったり、YouTuberグループの中には「そのメンバーのキャラを知っている前提」で話が進む動画も多いので、やっぱり「どこが面白いの?」とスタート地点に戻ってしまう……。
というわけで、今回は10代~20代のYouTuberファンの若者たちに集まってもらい、YouTuberの魅力や、学校での流行の仕方を聞いてきました!
プロフィール
Kさん(24歳) ネタ系、やってみた系動画が好きな社会人。東海オンエア、水溜りボンド、パオパオチャンネルなどが好き。職場にはYouTuberファンはいないとのこと。
Mさん(23歳) FPS系ゲーム実況動画が好きな社会人。好きなYouTuberはKUN、ガッチマン、レトルトなど。ヴィジュアル系、ジャニーズやK-POPのファンでもあるそうです。
Yさん(14歳) 都内の中学生。ネタ系動画が好きで、東海オンエア、スカイピース、アバンティーズなどのファン。女性YouTuberのメイク動画を参考にしているのだとか。
Hさん(14歳) 都内の中学生。しばなんチャンネルがお気に入り。普段は洋楽を聴くことが多いそうです。
どんなYouTuberが好きなの?――まずは好きなYouTuberとその理由を教えてください。
K:私は”ネタ系”、”やってみた系”の動画が好きで、一番好きなYouTuberは東海オンエアです。他には水溜りボンド、パオパオチャンネルが好きです。
東海オンエアとか水溜りボンドあたりは私と同世代なんです。それもあって、身近に感じられるんですね。クラスの仲良し男の子グループが騒いでるのを遠目から眺めて楽しいな、みたいな。
――ひょうきんな子たちがワイワイやっているのが楽しい、ということですか。(動画を流しながら)東海オンエアや水溜りボンドはネタ系の動画が多いですが、パオパオチャンネルはダンス動画が多いですね。
※東海オンエア・HIKAKIN、フィッシャーズらで知られるUUUM所属の6人組YouTuber。メンバー全員が愛知県出身者であることからこのグループ名になる。平成28年度8月4日に愛知県岡崎市の観光伝道師に任命される。1500m走のあとに牛丼を食べる動画など、男子グループ特有のワチャワチャ感と悪ふざけが人気。チャンネル登録数は約300万人。
※水溜りボンド・同じくUUUM所属の2人組YouTuber。実験検証、都市伝説、ドッキリ動画などを中心に投稿している。漫才コンビとして『キングオブコント2014』の準決勝まで進出したことも。チャンネル登録数は約287万人。
K:パオパオチャンネルは”踊り手”で、ニコ動出身の男女2人組です。ダンス動画の他に、ネタ動画とかもやってるほんわか系なんです。ふたりはカップルではないんですけど、仲良しでほんわかしてるので見てて癒されます。ダンス動画だけじゃなくネタ動画とかも上げてるんですけど、ふたりの距離感が絶妙でかわいいです~。
※パオパオチャンネル・UUUM所属。もともとはニコニコ動画で「踊ってみた」動画を上げていた踊り手のぶんけい、小豆の2名によって結成される。ぶんけいは映像監督としても活動中。
――「ニコニコ動画」からの流れはあるんですね。
M:それはすごくあります。私はYouTubeのゲーム実況が好きなんですが、もともとニコニコ動画でゲーム実況を見ていたんです。それがだんだんYouTubeに流れていって……。
――なるほど、では10代のYさん、Hさんはいかがでしょう。
Y:色んなネタ系動画を見てるけど、今はアバンティーズ、東海オンエアとかスカイピースがお気に入りです。
※アバンティーズ・埼玉県出身の幼馴染からなる4人組YouTuber。UUUM所属。昨年は主演映画『スクールアウトサイダー』が公開されたり、音楽活動をスタートさせるなどの活動の幅は広い。チャンネル登録数は約96万人。
※スカイピース・10代から圧倒的人気を誇る2人組YouTuber。VAZ所属。2017年にはエピックレコードからメジャーデビューし、4月からはアニメ『七つの大罪』の主題歌を担当するなど、アーティストとしての活動も盛ん。チャンネル登録数は約162万人。
――東海オンエア、大人気ですね。
M:東海オンエアの動画って誰が見ても面白いというか、ちゃんと事前に色々説明してくれるから入りやすいんですよ。
H:私は、その東海オンエアのメンバー・しばゆーが奥さんのあやなんとやっているしばなんチャンネルが好きなんです。最近子供も生まれて家族の生活が普通に動画になってて、それを見てるのが楽しいです。夫婦で子供も大切に育てていて、ちゃんとYouTuberを仕事としてやっているのがすごいなって思います。
Y:カップル動画も人気ありますよね。私はえむれなチャンネルがすごく好きで、あそこのカップルは別れてほしくないなとか思ったり。それに、れなは色々なコスメを持ってるから、気になるものを探したりして「うらやましい目線」で見ちゃいます(笑)。メイクの勉強にもなるし。
※しばなんチャンネル・東海オンエアのメンバーであるしばゆーと、YouTuberあやなんの夫婦による動画チャンネル。昨年第1子が誕生。アパレルショップ・スピンズとのコラボも展開。チャンネル登録数は約142万人。
※えむれなチャンネル・実際に同棲中のカップルYouTuber。「見知らぬ下着が部屋にあったら彼女はどうする?」「彼女のすっぴんを初めてみた彼氏の反応は!?」など、恋人同士ならではの赤裸々な動画で注目を集める。チャンネル登録数は約79万人。
――ほうほう。勉強になります。
YouTuberの魅力って、どこにあるの?
YouTuberの魅力って、どこにあるの?――YouTuberの魅力ってどこにあると思いますか?
Y:いろんなところで言われてますけど、テレビよりも身近に感じたりするとか、絶対テレビでやらないようなことやったりして、心から笑えるようなものがあるのかな。
――よくネットなどで「若者のテレビ離れ」的なニュースを見るのですが、テレビとYouTube、どちらをよく見ていますか?
Y:断然YouTubeです。メイクやヘアスタイルも調べる時はYouTubeだし、暇が出来たらYouTube見ているくらい。動画が短いから1時間に何本も見て楽しめるし、短時間で面白くなれるからそっちを見ちゃうかな。
M:YouTubeを見るようになってから映画見るのがだるくなっちゃって。「早回ししてくれ」みたいになっちゃう。YouTubeって元の時間も短いけど、1.2倍速で再生できたりするし、自分の見たいペースで楽しめるじゃないですか。
K:YouTubeは1本1本短くてテンポがいいから、映画とかテレビとかが間延びして見えちゃう。
Y:なんていうか「結果を早く知りたい」。
M:それ、すごいわかる~!
――YouTuberの動画って長くても10分以下、5分程度が当たり前ですもんね。
M:それにみんな編集に力を入れていて、HIKAKINさんみたいな人気のあるYouTuberも自分で編集をやっていて、それぞれがすごくこだわりを持ってやっているんです。海外はわからないけど、日本のYouTuberは特にその傾向が強いですね。
――テレビ番組を出演者が編集することは滅多にないので、そこは大きな違いですね。ちなみにテレビにYouTuberが出演することが増えていますが、見てますか?
Y:見てます。
――誰が出ているものを見ましたか?
Y・H:スカイピースとかは、たまに『ZIP!』みたいな朝の番組に出ているんです。
――テレビに出てると嬉しいですか?
Y:はい、でも「遠くに行っちゃう」っていう気持ちは多少ありますね。
――昔、私も応援していたインディーズバンドがメジャーデビューしてテレビ出演したりすると「寂しい」と思ったことがあるので、いつの時代もそれは同じなんですね。
M:でも、いま若人は皆テレビよりもYouTubeの方を見てるのに、テレビの中での扱われ方が気になるというか、番組によっては「YouTuberよりテレビの方が偉い」みたいな上から目線な印象を受けることがあるんです。K-POPとかの方が勢いあるのに、国内のエンタメが、マウントの取り合いしてる場合じゃないだろー!
K:バラエティだと絶対年収を聞かれるじゃないですか。あれがちょっとイヤですね。そこしか聞くことないのかな?
以前とあるYouTuberがバラエティに出た時に否定的なニュアンスで「親はなんて言ってるの?」って聞いていたんですよ。「それ聞く?」って思って。収入の話もだけど、単純に失礼じゃないですか。テレビを作ってる側の人にYouTuberを馬鹿にして軽く見てる人が多いんだろうなって思います。
――まだYouTuberという存在が珍しい存在だから面白がっているのでしょうね。
Y:YouTuberだって陰で頑張ってる部分もあるのに、世間から見たら単に「動画出してお金儲けてる」みたいなイメージがついてるじゃないですか。それは変わっていってほしいです。
K:この間の『プロフェッショナル 仕事の流儀』は良かったと思う。
――『プロフェッショナル〜』はHIKAKINが10分の動画編集に7時間かけるという影の努力も放送されてましたね。新しいジャンルの人がテレビに出ると、いじられるのって宿命じゃないですか。そろそろそういうのもなくなってほしいですね
クラスでYouTuberは流行ってるの?――個人的に最近気になっていることがあるんです。昨年HIKAKINとSEIKINが、先日もフィッシャーズが『ミュージックステーション』に出演したように、様々なYouTuberが音楽活動を積極的にやっています。それを皆さんはどう見ていますか?
Y:普段面白いけど、歌っている時は格好いい、そういう新たな魅力を知れるのはうれしいですね。例えば、ワタナベマホトさんの“カイワレハンマー”は自分たちが売れるまでの道のりをラップにしているので、聴いていて心に響くんです。
※ワタナベマホト、カイワレハンマー・GENESIS ONE所属。「新宿のマンホールにゴキジェットをかけるとゴキブリ大量出現!?」「架空請求業者はどれだけ泣いたら許してくれるのか?」などの検証系動画から、他のYouTuberに物申すなど様々なジャンルの動画をアップ。BEMA名義でヒップホップユニット、カイワレハンマーとしても活動。ファッションブランド「REBERTAS」をプロデュースしている。チャンネル登録数は196万人。
H:スカイピースは即興がすごいんです。「即興で出来た歌をガチ曲にしてみた」という動画のネタで作った曲『これがぼくのきもち』が一番人気で、学校でも皆で歌ったりしています。
――おお~、今でもやっぱり学校で好きなアーティストの曲を歌うんですね。お昼の放送で流したりするんでしょうか。
Y:カイワレハンマーはたまに流れてますね。配信だけじゃなくてCDで出しているので誰か持ってる人が流しているのかな。
K:配信じゃだめなのですね。
――たしかにCD化してないと学校に持っていくことが出来ないですもんね。サブスクやYouTube配信だとお昼の放送では流せない! ちなみにCDは欲しい、買いたいとは思いますか?
Y:欲しいけど……、お小遣いが足りないから我慢してます(笑)。
――YouTuberを扱う雑誌も結構出ていますけど、そういうのは?
Y:好きな人が出てたら買いますね。
自分で配信したいと思う?
YouTuberってどのように流行っているの?――先程学校でもYouTuberの曲を歌っているという話が出ましたが、どういう風に流行っているのか気になります。例えば、私が小中学生の頃は、前日の夜にテレビのバラエティ番組でやっていたネタを、次の日教室でマネしている男子がたくさんいたんですよ。
Y:それはしょっちゅうです。YouTuberの挨拶って特徴的でマネしやすいから、それを真似している男子もいますね。
H:クラスの男子同士で「昨日更新された動画のネタ面白かったから見とけよ」とか言ってたり。女子はYouTuberが歌ってる歌を歌ったり、歌詞をノートに書いたりとかしてる人はいます。
K:かわいい!
――女子が「好きなアーティストの歌詞をノートに書く」って、今でもあるんですね。メディアが変わってもそういう情熱は変わらないんですね……。
M:素敵なことですね。私の友達が小学校に教育実習に行ったら、クラス中がYouTuberが大好きで、「先生もHIKAKINたまに見てるよ、ハンドスピナー持ってる」って言ったらめちゃめちゃ懐かれたらしいです。
――ひえ~、本当に小学生から大人気なんですね。YouTuber以外のタレントの人気はどうなんでしょう、ジャニーズやLDH系、K-POPなど……。
Y:女子の間ではTWICEとかBTSなどのK-POPが人気ですね。
M:私、ジャニーズ好きなんですけど、ジャニーズは?
Y:ジャニーズはそんなに流行ってないかも……。
M:マジ? ジャニーズJr.がYouTuber始めたし、巻き返して~!
Y:LDH系も、好きな人もいるけど……。
――主流ではない、と。お笑い芸人は?
Y:あんまり知らないから話題にならないっていうか……。
M:やばい!
K:でも、いまお笑いってどこで見れるんだろうとは思いますね。いまって毎週やってるネタ番組ってないですよね。
――10年以上前は『エンタの神様』など、ゴールデンタイムに毎週やっているネタ番組がありましたもんね。ちなみに周囲でYouTubeの配信してる人っていますか?
一同:いないです。
自分で配信したいと思う? 思わない?――逆に自分で動画を発信してみたいとは思いますか?
Y:この年齢(Yさんは14歳)では全然。もしいま自分が20代とかだったら思うのかもしれないけど、いまの年じゃ考えたことがないです。
――配信は大人がやるものという感覚なのですか。
Y:そっちの方が面白いかなって。
H:見てるだけでいいし、YouTuberって仕事でやってる人が多いから、お金も関係してくるし。プロの人が頑張ってくれれば自分はやらなくていい、見てる側として楽しければいいかな。
M:私の周りの男の子では、配信を始める男子は結構多いですね。「バンドに憧れて楽器を買う」的な。
――その例えはわかりやすいですね。最近ネットニュースなどを見てると「将来小学生がなりたい職業:YouTuber」みたいな記事が出ていて、大人が「けしからん」という流れがあるじゃないですか。
K:でも「けしからん」っていうのも、勝手に大人が「YouTuber=楽して稼げる」みたいな図式を作ってるわけじゃないですか。
M:サッカー選手になりたいとか、宇宙飛行士になりたいとか、そういうのと同じで、ひとつの新しい選択肢としてYouTuberが出てきたんじゃないかな。サッカー選手だって練習が大変なのはちびっこもわかってるけどサッカー選手になりたいし。YouTuberだって同じじゃないですか。
子どもの頃は身近に感じる仕事に憧れると思うんです。だからYouTuberの出現で子どもの考えがとてつもなくダメな方向に行ったとかではなくて、単純にもうひとつ憧れるお仕事が生まれたってだけの認識ですね。
K:そういうのってYouTuberばっかり取り沙汰されるけれど、ランキング見てみたら上位は声優とかアイドル、芸能人、漫画家、スポーツ選手も上位に入ってて、それと大して変わりはないんじゃないかなって思いますけど。物珍しいし、親世代から見ると仕事としてYouTuberが知られてないから、そこばっかり気になっちゃうのかな。
現役ユーザーおすすめYouTuber
皆さんオススメのYouTuberは?――ちなみにそういう、YouTuberのことをよく知らない人にオススメできる動画ってありますか?
M:東海オンエアですかね。「YouTuberって鉄球熱したりアルミホイル叩いてるだけでしょ」って思われてるかもしれないけど、東海オンエアはネタにエスプリが効いてるというか。
――世間の大人は多分YouTuberが鉄球熱してることすら知らないですよ!(※一時期YouTuberが1000℃に熱した鉄球を使って氷を溶かしたりする動画が流行り、最近はアルミホイルを叩いてきれいな球にする動画が流行しました)
M:(笑)。中学生が見る東海オンエアと大人が見る東海オンエアは、見てると面白ポイントが違うと思うんですよ。「ちゃんと頭使ってネタを作ってるな~」というか、事前に説明がきちんとしていて、「最近こういうことが多いから、こういうことやってやろうと思います」みたいに言ってくれるので、東海オンエアは大人も見やすい。
――確かに、「実写版ファイナルファンタジー14やってみた」などの元ネタとかわかるものが多いですね。
M:あとKUNさんの建国クラフトシリーズは、勧めた大人がみんな感動してるので是非……! 大手企業社員だったKUNさんによるチームビルディングがめちゃめちゃ的確なんですよ。
※KUN・プロゲーマー出身のYouTuber。FPSゲーム、マインクラフトなどの実況を行う一方で、悩み相談動画なども。本文中にも出てくる「建築ガチ勢、集え! マインクラフトでガチの国をつくろう」は50人以上のユーザーへの指示や連携が見もの。チャンネル登録数は約44万人。
Y:私、今はよさこいバンキッシュがすごい好きでよく見てます。
――よさこいバンキッシュはYさんにとってどんな存在ですか?
Y:皆「人がいい」っていうか、動画って性格が出たりとかするじゃないですか。ドッキリとか隠し撮りをされてるから、普段の動画と違う一面、「こんなにいい人だったんだ」とかが見えたりするんです。
※よさこいバンキッシュ・3人組大学生YouTuber。「いきなりステーキの前でいきなりステーキ出してみた。」など、いかにも大学生的な発想で身体を張った動画が多い。チャンネル登録数は約41万人。
M:すしらーめん《りく》君も見ていて眩しいですね。
K:すしらー君は天才ですよね。ペットボトルロケットで吹っ飛んだり、ポテトガンで自宅を壊したり、大爆発を起こしたり。日本のYouTuberであんな動画作れる人は他にいないんじゃないかなって思うくらい。それに、普通の高校生が卒業するころにはトップYouTuberになってるなんて夢がありますよね。そりゃドラマ化もされるわっていう(笑)。
※すしらーめん 《りく》:UUUMに所属。塩を1000℃に熱してスイカを爆発させたり、打ち上げ花火で爆発させるためにわざわざ小屋を作るなどやることのスケールが大きい。半生が「dビデオ」にてドラマ化されるなど、超高校生級の活躍を見せる。この春から大学生。チャンネル登録数は約240万人。
M:あとは夕闇も面白いですね。
――夕闇とは?
K:「夕闇に誘いし漆黒の天使」。
――すごい名前!!
K:っていうバンドで、同じ名前でYouTuberをやってるんですよ。
M:バンドとYouTuberの両軸を展開していて、YouTubeでの人気がバンドに還元されてるのが面白いなと思います。気の良いあんちゃん達が大喜利とか、ひねりのある「やってみた」にチャレンジしてて、分かりやすく面白いです。YouTuberをネタにした大喜利とかもあるので、YouTube初心者にも是非。
K:最近フィッシャーズと一緒に『Mステ』に出た北の打ち師達の動画も面白いです。J-POPやヒット曲に合わせて踊るオタ芸動画をメインで上げている人たちなんですけど、それ以外にもドラマ仕立ての動画やトリック動画も面白くて好きです。編集も凝っていて、1本1本のクオリティが高い! メンバーもかっこいいのでおすすめです。
※夕闇に誘いし漆黒の天使達・バンド活動と並行してYouTuberも行っている。身体を張ったおもしろ動画をニコニコ動画にアップしていたゴールデンボンバーなどに近い存在なのかも。チャンネル登録数は約26万人。
※北の打ち師達・メンバー全員が北海道出身のヲタ芸グループ(公式チャンネルより引用)。『恋』や『サイレントマジョリティー』などヒット曲にあわせたヲタ芸動画が人気。フィッシャーズと共に『ミュージックステーション』に出演し話題を呼んだ。チャンネル登録数は約50万人。
――知らない固有名詞がたくさんある……! これからチェックしてみます。今日は大変勉強になりました。皆さんありがとうございます!
(※座談会中の発言は個人の見解です。また、注釈内のチャンネル登録数は4月下旬のもので、サブチャンネルは含んでおりません)

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