『パギャルトランス』発売記念イベン
トでスピリッツで連載中の浜田ブリト
ニー登場

10月17日（金）渋谷109前特設会場にて、『パギャルトランス』CD発売記念のイベントが開催された。

まず、イベント開始前には渋谷系のギャルがチラシとティッシュを配ってイベントのPRを行っているのだが、なぜかティッシュが入ったカゴと共にサイフ、ケータイ、タバコケースを手で持っている。普通のティッシュ配りのバイトがやっていたら怒られそうだ。
イベント開始前に奈良平城遷都1300年祭りイメージキャラクター「せんとくん」の兄「鹿坊（ろくぼう）くん」と祖父「鹿爺（ろくじい）」が登場し、ひととおりおどけたり踊ったりして、しゃべることができないためなにも語らずに去っていった。

イベントが始まると『パギャルトランス』をプロデュースしたホームレスで現役ギャル漫画家の浜田ブリトニー先生（現在スピリッツで『パギャル！』を好評連載中）が登場！なぜかキャリーバックを持って登場したのだが、そのことについて司会者が尋ねると、「キャリバがマイホームなんでぇ」とのこと。どうやら渋谷でホームレス生活を送っているため、生活用品がすべて入っているということのようで、さすがにキャリーバックに住んでいるということではないらしい。漫画家として連載を持ちアパートを借りるお金がすでにあるにも関わらず渋谷の漫画喫茶やカラオケBOXで寝泊りするホームレス生活を続けていることに関しては「シブヤのイマをリアルに伝えたいんでシブヤに生息してマンガを描いてるんすよ」とコメント。なんともストイックではないか。しかも漫画家になった理由は藤子不二雄先生の「まんが道」を読んで。そこから漫画の専門学校に通って漫画家デビューしているのだから、そうとうな努力家なのでしょう。

その後渋谷で有名なギャルサーのメンバー（実はイベント前にティッシュを配っていたの人たちがこの人たちでした）と共にギャル語講座を行い、森永真由美と共に収録曲「Night Of Fire／森永真由美feat.浜田ブリトニー」を披露した。
意外にも先生はにこやかでかわいらしい印象の若い女性で、「パギャルトランスとりまヨロッすぅ」という声もとってもキュート。サイン会であらかじめ購入していた単行本を出したときに「ありがとうございます」とかなり礼儀正しくニコリとされ、一瞬好きになりかけたほどだ。

とにかく10月15日（水）にリリースされた『パギャルトランス』は浜田ブリトニー先生曰く「アゲメロいっぱいでこれを聴けばイマはやってるトランスがわかる」ということなので、老いも若きもこのCDをチェックしてギャル文化をチェックしましょう！