近藤晃央『近藤晃央の空想季節』
- vol.27「うれしい」 -
気になる言葉は、木になる言ノ葉。1つの「言葉」が1つの意味だけじゃない、そんな言葉の面白さをグラフィックスや写真と一緒に書いていけたらと思います。
誰かの事が、自分の事のように嬉しかったり
愛されなくとも、愛せたこの気持ちが嬉しかったり
欲のない、そんな気持ちでいつもいられたら
きっと誰かを傷つける言葉も知らないまま
生きてこられたんだろうか。
欲も、嫉妬も、見返りも、
嬉しさを歪ませる沢山の感情を知り
いつからか綺麗な気持ちだけじゃ生きていけなくなる。
そんな今でも
時にほんの小さな出来事で笑顔になれるのは
その出来事以上に、素直に喜べた自分が
まだここにあった無垢な心の存在が
僕には「嬉しかった」んだろう。
愛されなくとも、愛せたこの気持ちが嬉しかったり
欲のない、そんな気持ちでいつもいられたら
きっと誰かを傷つける言葉も知らないまま
生きてこられたんだろうか。
欲も、嫉妬も、見返りも、
嬉しさを歪ませる沢山の感情を知り
いつからか綺麗な気持ちだけじゃ生きていけなくなる。
そんな今でも
時にほんの小さな出来事で笑顔になれるのは
その出来事以上に、素直に喜べた自分が
まだここにあった無垢な心の存在が
僕には「嬉しかった」んだろう。