ジミー・ペイジ、プロデュース!THE YARDBIRDS(ヤードバーズ)幻のライヴ&スタジオ音源「Yardbirds ’68」

ジミー・ペイジ、プロデュース!THE YARDBIRDS(ヤードバーズ)幻のライヴ&スタジオ音源「Yardbirds ’68」

ジミー・ペイジ、プロデュース!THE
YARDBIRDS(ヤードバーズ)幻のライヴ
&スタジオ音源「Yardbirds ’68」

LED ZEPPELIN結成直前のジミー・ペイジ(Jimmy Page)がTHE YARDBIRDS(ヤードバーズ)時代に残した音源が、ペイジ自身のプロデュースにより「Yardbirds ’68」として、晴れて公式にリリースされた。二枚組の構成で、ディスク1がライヴ音源「Live a Anderson Theater」。収録は68年6月だが、ペイジがLED ZEPPELINで大ブレイクした後、その人気にあやかって71年に「Live Yardbirds featuring Jimmy Page」としてリリースされるも、ペイジの怒りを買い市場からの回収を命じられたという曰く付きのアルバムだ。それ以降はブート・コレクターご用達のアイテムとなっていたが、そのライヴ・アルバムがついにジミー・ペイジ・プロデュースの公式アルバムとして陽の目を見る事となった。
この様な過去の経緯からすると、内容的に期待できない、という先入観が働いてしまうかもしれない。確かに、オリジナルのリリース時のアルバムは、過剰なオーバーダビングが施された酷いプロダクションだった様だが、今回、ペイジのプロデュースで蘇ったアルバムは、音質も格段に向上し、しかもライヴ・アルバムとしても非常に素晴らしい内容になっている。“Dazed & Confused(オリジナル・タイトルはI’m Confised)”や“Train Kept A Rollin'”、”White Summer”等、LED ZEPPELINファンにはお馴染みの曲も収録されているし、ペイジのギター・プレイも非常に素晴らしく、ペイジ・ファン、ZEPファンは必聴のアルバムと言える。
Disc 2の「Studio Sketches」は、文字通りスタジオ録音曲の別テイク、未発表テイク集だが、こちらも”Tangerine“の原曲となる曲があったり、実質的にペイジが音楽性を支配していた時代のTHE YARDBIRDSの魅力が詰まった内容になっている。
Yardbirds’68 / THE YARDBIRDS
Disc 1:LIVE AT ANDERSON THEATER
1.Train Kept A Rollin’ 、2.Mr, You’re A Better Man Than I 、3.Heart Full of Soul 、4.Dazed And Confused 、6.My Baby 、7.Over Under Sideways Down 、8.Drinking Muddy Water 、9.Shapes of Things 、10.White Summer 、11.I’m A Man (contains Moanin’ And Sobbin’)
Disc 2:STUDIO SKETCHES
1.Avron Knows 、2.Spanish Blood 、3.Knowing That I’m Losing You (Tangerine) 、4.Taking A Hold On Me 、5.Drinking Muddy Water (Version Two) 、6.My Baby 、7.Avron’s Eyes 、8.Spanish Blood (Instr.)
Yardbirds 68

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