【MUCC】その日限りの演出やサプライ
ズ連発のリビュート盤記念ツアー、東
京公演も大成功!

MUCCが12月9日(土)新木場STUDIO COASTにて、トリビュートアルバム対バンツアー『えん7』東京公演を行った。
11月に発売した、MUCC20周年記念トリビュートアルバム『TRIBUTE OF MUCC -縁 [en]-』のリリースを記念して、ファイナルとなる東京・日本武道館公演を含めた全7会場で開催されているこのツアー。
cali≠garigibkiy gibkiy gibkiyMERRYの3組を迎えての東京公演は超満員の観客を集め、大盛況のうちに幕を閉じた。
トリビュートアルバム『TRIBUTE OF MUCC -縁 [en]-』に参加したアーティストを迎え、対バン形式で行われているこのツアー。
その日限りのセッションやサプライズ演出もこのツアーの見どころ。
11月30日(木)福岡公演ではTHE ORAL CIGARETTESを迎え、THE ORAL CIGARETTESがMUCCの「大嫌い」をカヴァーすると逹瑯(MUCC:Vo)が乱入し、MUCCがTHE ORAL CIGARETTESの「5150」をカヴァーすると山中拓也(THE ORAL CIGARETTES:Vo&Gt)が乱入。
両者のステージで、ツインボーカルのコラボが実現。
12月3日(日)大阪公演ではMERRY、DEZERT、cali≠gariを迎え、cali≠gariのステージで「せんちめんたる」にミヤ(MUCC:Gt)が飛び入り。MUCCのステージでは、アンコールでDEZERTのSORA(Dr)が参加し、SATOち(MUCC:Dr)とのツインドラムで魅せた「蘭鋳」で会場を沸かせた。
12月5日(火)名古屋公演ではFLOWを迎え、MUCCがFLOWの「GO!!!」をカヴァーすると、FLOWのメンバーがうずまきナルト(NARUTO -ナルト-)の仮装で乱入。
観客だけでなく、MUCCのメンバーも驚いたサプライズ演出で大いに盛り上げた。
そして、12月9日(土)東京公演。
1番手のcali≠gariはトップに相応しい攻めのステージで盛り上げ、桜井青(G.)の高速カッティングギターに乗せた石井秀仁(Vo.)の叙情的なボーカルが独創性を生んだMUCC「風と太陽」のカヴァーを披露。
桜井青がギターを置いて、大量のバナナをフロアに投げたり、自ら頬張ったりと自由すぎるパフォーマンスを見せた「混沌の猿」では、逹瑯が乱入。
逹瑯と桜井青がバナナを食べさせ合ったり、マイクスタンドに刺したバナナを頬張ったりと、二人で悪ガキのようにステージを走り回りやりたい放題。
ラスト「クソバカゴミゲロ」ではミヤも乱入し、厚みを増した演奏を聴かせる。
逹瑯も楽しそうな表情で観客を煽りまくり、お祭り気分を盛り上げる。
続くgibkiy gibkiy gibkiyは仄暗い照明の中、重厚なサウンドで1曲目「無中無」から独自の世界観を構築。
MUCC「溺れる魚」のカヴァーはヘヴィなリズムなリズムと痛切なギター、感傷的なボーカルで楽曲の世界観をよりディープに描き、観客を圧倒。
ラストは複雑に入り組んだ感情や心の闇を歌と演奏で表現し、kazuma(Vo)の咆哮が聴く者の心をえぐる「脳内に」で余韻を残してステージを終える。
気合い十分のステージで、序盤からワンマンさながらの盛り上がりを生んだMERRYは、「絶望」で会場をひとつにする。
「MERRYなりに愛をこめたけど、Twitterで全然書いてもらえなかった」とガラ(Vo)が自虐的に語り、披露したMUCC「家路」のカヴァーは、結生(Gt)と健一(Gt)のツインアコギに乗せたハイトーンボーカルで始まり、激情的な演奏とたっぷり気持ちを込めた歌でしっかり聴かせ、会場中から大きな拍手と歓声が起きた。
どこか厳かな雰囲気の中、「THE END OF THE WORLD」の重厚な演奏で始まったMUCCのステージは、「睡蓮」の逹瑯のスクリームを合図にヘドバンや手拍子で会場が熱を帯び、「絶体絶命」、「商業思想狂時代考偲曲」でフロアを掻き回す。
MCでは「20周年の最後がお世話になった人や、仲の良い人たちと旅をするツアーで本当に良かったです。今日はパーティーだから」と逹瑯が嬉しそうに語り、ミヤの乾いたギターと逹瑯の感傷的なボーカルで始まる「溺れる魚」を披露。
中盤、「家路」、「ハイデ」と壮大な曲が続いた後は、「テメェらのために歌おうか?」と始まった「風と太陽」で再び会場に熱気が戻り、会場がひとつになる。
静と動を巧みに織り交ぜた構成で、観客の心を完全掌握したMUCC。
「蘭鋳」では「名古屋でFLOWに学んだスキルです」と巨大ウェーブを起こし、フラッシュライトとフロアへのスモーク噴射でフロアはカオス状態。
ラストはMERRYのガラを呼び込み、逹瑯とガラのツインボーカルで「TONIGHT」を披露し、最高潮の盛り上がりの中で東京公演の幕を閉じた。
トリビュートアルバム対バンツアー『えん7』はこの後、12月18日(月)札幌PENNY LANE 24、12月20日(水)仙台Rensaで開催され、12月27日(水)日本武道館にてツアーファイナルとなる『「えん7 FINAL」in 武道館』が行われる。
なお、武道館公演には現在、シド、GRANRODEOTHE BACK HORN、DEZERT、sukekiyolynch. 、ROTTENGRAFFTY、矢野絢子
Session GuestとしてKen(L'Arc~en~Ciel)、DAIGO(BREAKERZ)の出演が発表されている。

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