DAOKO、Hilcrhyme、TWICEなど
10月中旬リリースの作品から
9作を紹介
日本では初のオリジナル楽曲による1stシングルは、《友達じゃ もう いられない》という歌い出しから、はやる恋心をリズミカルに表現したダンスナンバー。効果音でメリハリを付けながらグループ名の“TWICE”も歌詞に盛り込まれていて、2017年に日本デビューした彼女たちの再アピールを感じる一曲だ。アーティストとしての“もっと!”というエネルギッシュな気持ちも入って、これからのメインナンバーにもなる予感。
TEXT:千々和香苗
TEXT:千々和香苗
『インターハイ2017 読売新聞CMタイアップソング』に起用された配信シングル曲「あかつき」を含む3rdミニアルバム。全体的に粒立ちの良い低音とクールなカットアップ感が光っていて、大胡田なつきのヴォーカルワークにしても、また新しいプログレッシブポップを開拓しようとしている印象がある。「(dis)communication」のオートチューン使い&多めの英詞とか、「ポオトレイト」のハウステイストとか好きです。
TEXT:田山雄士
TEXT:田山雄士
ドラマ『ラブホの上野さん』シリーズのテーマ曲「マイラグジュアリーナイト」「愛×Happy×クレイジー」、2ndシングル「オレンジに塩コショウ」など全14曲を収録したニューアルバム。ヴォーカルの理姫の割り切れない想いや揺れが伝わる歌詞世界、体温が伝わる歌に対し、J-POPのツボを突く構築された楽曲のバランスが本能と理性のようで面白い。その音は時に彼女の育った街、横浜を感じさせるものも。
TEXT:山本弘子
TEXT:山本弘子
1曲目の怪しげなSEからゾクゾクが止まらない。孤独と希望を歌う「DAYBREAKER」では《大好きだらけの舞踏会へ》と誘い込まれ、堂々とした歌詞が暗闇を鳴らすサウンドに明かりを灯しているよう。悲しみさえも信念に変える直向なパワーには圧倒されっぱなし。彼女の真心を引き出すようにゴスロックが鳴り響き、麗しい歌声が激しく強く“かなでももこ”の存在を訴えかけてくる、勇敢な1stフルアルバムだ。
TEXT:千々和香苗
TEXT:千々和香苗
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