映画『東京喰種』窪田正孝、野田洋次郎の弾き語りに感激!

映画『東京喰種』窪田正孝、野田洋次郎の弾き語りに感激!

映画『東京喰種』窪田正孝、野田洋次
郎の弾き語りに感激!

人の姿をしながら人を喰らう怪人・喰種と人間の闘いを描くバトルアクションエンターテインメント『東京喰種 トーキョーグール』が、7月29日(土)より全国公開した。公開前より、原作ファンを中心に話題となっていた本作は、映画レビューサイトやSNSでは「期待を裏切らない!実写映画として最高のクオリティ!」「キャスト陣の演技に圧倒された!息つく間もなくあっという間に終わってしまった」など、話題が話題を呼び大ヒット上映中だ。8月7日(月)、丸の内ピカデリーにて、公開記念舞台挨拶を実施。主演・カネキを演じた窪田正孝、CCG(喰種対策局)に所属する喰種捜査官・亜門を演じた鈴木伸之、そして、本作の監督を務めた萩原健太郎が登壇した。

公開から10日を迎えた本作だが満席となった会場を見て、窪田が「公開して、たくさんの方に愛されてることを実感しました。去年の今頃、汗水たらして作った作品が、みなさんの元に届いて、今はいい意味で客観視して見れることができていると思います」と語り、原作ファンだけでなく、幅広い層から愛される作品となった本作に感慨深い様子をみせた。

窪田と2度目の共演となる鈴木だが、これまで連絡先を交換しておらず、本作のイベントや取材で親睦を深め、数ヶ月前にようやく交換したことを明かし、「焼肉屋に今度連れて行ってくれる約束をしたんです!」と嬉しそうに語った。「俳優の先輩としてこれまでの作品を見させていただいていた中で、ご一緒に芝居をさせていただき、また共演したいと思える俳優さんです」と尊敬のまなざしを向けていた。

今回は、主題歌を書き下ろしたRADWIMPSボーカル・野田洋次郎さんのソロプロジェクト、illionがスペシャルゲストとして登場!実は、萩原監督は元々illionのファンであり、「Miracle」を聞いて『東京喰種』の世界観にピッタリだということからオファー。野田は、「半年以上前にお話しをいただいて、作品を観る前から関わっているすべての人が物凄い熱量でこの作品を届けたいという気持ちをぶつけてくださって、その後作品を見たら、出演しているすべての人が本作を愛していて伝えたいという思いが画面から伝わってきました。この作品に見合うだけの音楽を作りたいと思い、(主題歌を)担当させていただきました」と、主題歌を担当したことへの思いを語った。

そして、今回、特別に本作の主題歌である「BANKA」をピアノの弾き語りで披露!「人前で歌うのは今日が初めてなんですけど、精いっぱい歌わせていただきます」と言葉を投げかけると、ピアノの繊細な旋律が流れ、透き通るような歌声が会場に響き渡った。弾き語りを目の前で聞いた窪田は「本当にこの作品に携われて心から良かったと思っています」と言い、うっすら涙を浮かべていた。萩原監督も「最初に野田さんにお会いして、『東京喰種』を通して伝えたかった事や想いを話させていただいたんですが、野田さんなりの表現で包んでくれた。この曲が完成した時に『東京喰種』の新しい一面が見えたので、それをこうして目の前で聞けて感激しています」、鈴木も「心と言葉が突き刺さる音楽で、こんな目の前で聞かせていただいたのは初めてで、余韻が抜けないです」とコメントし、会場全体が余韻に浸っていた。
そんな感動の余韻が残るなか、鈴木の呼びかけで、8月6日(日)に誕生日を迎えたばかりの窪田にバースデイケーキが用意され、観客と一緒にバースデーソングを合唱。サプライズで行われたこの演出に、「ありがとうございます」と満面の笑みを浮かべながら嬉しそうにする窪田は、「去年の昨日、現場で東京喰種のスタッフに祝っていただいて、この1年でも大きな変化がありました。作品を通して出会いがあるわけで、これからも人との出会いを大切にしていきたいですし、悔いなく思い切って生きましたと言える1年にしたいと思います。そして、もっと楽しい30代を迎えられたらと思います」と20代最後の抱負を語った。最後に、「『東京喰種』に一役者として関われて幸せです。ぜひみなさんの手でたくさんの方に広めていただきたいです」とメッセージを送り、イベントは終了した。
■ 公式サイト
http://tokyoghoul.jp/
■ インフォメーション

『東京喰種 トーキョーグール』

原作:石田スイ「東京喰種 トーキョーグール」(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
出演:窪田正孝
清水富美加 鈴木伸之 桜田ひより 蒼井優 大泉洋
村井國夫/小笠原 海 白石隼也 相田翔子 栁 俊太郎 坂東巳之助
佐々木 希 浜野謙太 古畑星夏 前野朋哉 ダンカン 岩松 了

監督:萩原健太郎 脚本:楠野一郎 音楽:Don Davis
主題歌:illion「BANKA」(WARNER MUSIC JAPAN)
配給:松竹

公式サイト
http://tokyoghoul.jp/
Ⓒ2017「東京喰種」製作委員会 Ⓒ石田スイ/集英社

□ STORY
人の姿をしながらも人を喰らう怪人【喰種(グール)】。水とコーヒー以外で摂取できるのは「人体」のみという正体不明の怪物たちが、人間と同じように暮らしている街、東京。ごく普通のさえない大学生の金木研(カネキ/窪田正孝)は、ある日、事件に遭い重傷を負ってしまう。病院に運び込まれたカネキは、事故の時一緒にいた喰種の女性・リゼの臓器を移植されたことで、半喰種となってしまう。自分が喰種化したことで苦悩するカネキは、以前から通い詰めていた喫茶店あんていくで働き始め、そこでアルバイトをしている女子高生・霧嶋董香(トーカ/清水富美加)と出会う。あんていくは喰種が集まる店で、トーカもまた喰種なのだった。トーカはぶっきらぼうな態度を取りつつも、やがてカネキを助ける存在となっていく。そんな中、喰種にも人間と同じように、守るべき家族や大切な友人がいること、愛する気持ちや哀しみ、憎しみといった感情があることを知り、カネキは人間と喰種、二つの世界の価値観の中で葛藤する。一方、喰種を駆逐しようとする人間側の組織・CCG(Commission of Counter Ghoul)の捜査官・亜門(鈴木伸之)、真戸(大泉洋)が現れ、熾烈な戦いに巻き込まれていくのだった…。

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