リュック・ベッソン監督「プリンスは
『フィフス・エレメント』に出演する
はずだった」

プリンスは、リュック・ベッソン監督の映画『フィフス・エレメント』(1997年)への出演依頼を一時承諾していたという。しかしながら、ベッソン監督によると、彼は当てにならず実現しなかったそうだ。結局、プリンスにお願いしていた役(ラジオ番組の司会者ルービー・ロッド)は、クリス・タッカーが演じた。
ベッソン監督は、英国の『The Guardian』紙のインタビューでこう明かした。「ああ、プリンスね。僕は彼のことを愛しているが、無理だったよ。彼はあの役にイエスって言ったんだ」
しかし、「月曜の午後にミーティングをやるとして、彼が現れるのは火曜の6時だ。それか、3回キャンセルが続くとか。いつだってすごくチャーミングで素敵なんだが、ミュージシャンの現実は映画には向かない」と、悟ったそうだ。
「僕は何回か、彼に警告したんだけど、彼は“でも、これが僕のテンポだ”って言ってた。結局、“別の機会にしてもいいかな”って頼んだんだよ」
ベッソン監督は、最新作『Valerian And The City Of A Thousand Planets』でミュージシャン、リアーナを起用。リアーナとはテンポが合ったようだ。「リアーナにはこの上なく満足している」と話した。
Ako Suzuki

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