【ひいらぎ】『フォークduoひいらぎ
to愉快な仲間たち!?~其の壱~』201
2年4月2日 at shibuya duo MUSIC EX
CHANGE

取材:ジャガー

アコギをメインにひいらぎのふたりで舞台に立つ'歌声喫茶 ひいらぎ'ではなく、今回はパーカッションとキーボードの'愉快な仲間たち'を招いてのバンド編成ライヴが行なわれた。バンドスタイルならではのグルーブが加わり、序盤から「運命の春ノ風」「ゼロとイチ」といった疾走感あるナンバーがいっそう鮮やかに鳴り響く。もはやライヴの恒例曲とも言える「ラッキーバースデー」や、逆に今日がライヴ初披露だった「あの頃の私は。」があり、恵梨香の愛らしい透き通った歌声に癒される「坂道」、千晶のパンチのある低音ヴォイスで力強く歌われた新曲「自分ルール」と充実の内容だ。「電車」と「みず」の2曲はふたりだけで思いの丈を振り絞って歌う。本編ラストは、カズーの大合奏が起こった「そして、これからも…」。包容力あるひいらぎの音楽に触れることで、穏やかな気持ちになれた。

セットリスト

  1. 運命の春ノ風
  2. ゼロとイチ
  3. ラッキーバースデー
  4. ビニール傘
  5. あの頃の私は。
  6. 坂道
  7. 明けゆく空
  8. 電車
  9. みず
  10. 自分ルール
  11. 今、このとき。
  12. そして、これからも…
  13. 始まりの一歩
  14. 恥じらいもなく。
  15. 地平線
ひいらぎ プロフィール

千晶(Vo&Gt)、恵梨香(Cho&Gt)からなる、札幌・路上ライヴ発の女性アコースティック・デュオ。2000年10月、愛美を含む3人組アコースティック・ユニットとして“柊”を結成。2003年12月、東京にて初のライヴを決行。その後も路上を中心に積極的にライヴ活動を続けるが、2005年10月の5周年記念ワンマン・ライヴを最後に解散。2006年 10 月に活動を再開し、2008 年2月に<Sony Music Records>と契約。2009年2月にシングル「みず」でメジャーデビューを果たすも、2009年7月に愛美が卒業。千晶・恵梨香の2人で活動を開始し、2009 年8月にZepp Sapporo でワンマン・ライヴを行ない、新生・ひいらぎとしてスタートを切る。温かみのある歌声とサウンドに注目が集まり、2009年8月にリリースされた2ndシングル「かけら」が好評を得る。2010年10月、1stアルバム『地平線と秋の空』を発表。アニメ『夏目友人帳 肆』オープニングテーマの「今、このとき。」、アニメ『もやしもん リターンズ』 エンディングテーマの「最近」など数枚のシングルリリースを経て、2012年9月に2ndアルバム『ドーナツの穴』を発表。しかし、2013年11月の結成13周年記念ワンマン・ライヴ『いつもありが十三キュー!』ツアー最終日、札幌公演をもって惜しまれながら解散した。オフィシャルHP
恵梨香 Official Twitter

OKMusic編集部

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