【THE KIDDIE】『THE KIDDIE Happy
Spring Tour 2011 「kidd's now」』
2011年5月21日 at 赤坂BLITZ

撮影:山内洋枝(PROGRESS-M) /取材:土内 昇

春ツアーのファイナル。前回のツアーで成長したアルバム『BRAVE NEW WORLD』のナンバーとリリース前のニューシングル「Nutty Nasty」が起爆剤となり、今まで以上に彼らの器用さや、はちゃめちゃ感が前面に押し出されていた。デビューシングル「smile.」で幕を開け、2ndシングル「Calling」やアルバムのリード曲「STEADY」を序盤に配したセットリストからも、バンド力が高まっていることがうかがえる。時にハードだったり、ファンキーだったりとさまざまな表情を見せながらも、揺紗のヴォーカルが乗ることでポップ&キャッチーな空間を作り出し、会場中にフレンドリーな空気と笑顔を振り撒いたのも印象的だ。アンコールでは新曲のPVシューティングもあり、THE KIDDIEの“NOW”と“NEXT”を垣間見たライヴだった。

セットリスト

  1. smile.
  2. Re:evolution
  3. in one sense
  4. Calling
  5. STEADY
  6. PAIN
  7. God bless you!!!
  8. 泡とサイダー
  9. Nutty Nasty
  10. LOVE
  11. マイガール
  12. プラズマ
  13. グリムキャット
  14. 嵐の夜
  15. BLACK SIDE
  16. Beaming
  17. elite STAR+
  18. NEW WORLD
  19. ポプラ
  20. 恋して★DISCORD
  21. So high
  22. NOAH
THE KIDDIE プロフィール

07年5月にヴィジュアル系バンド華族のメンバーだった揺紗(vo)とユウダイ(dr)を中心として、華族のメンバー淳(g)、ユウダイの知り合いだったそらお(b)、そらおの紹介から佑聖(g)が加わり結成。

7月に目黒鹿鳴館にて行われた初のライヴ・イベント『ヘヴンのお祭り★天まで飛ぼう!!〜関東近郊編〜』よりTHE KIDDIEとしての活動を開始。09年より4thシングル「NOAH」を皮切りにコンスタントなリリース活動を行った結果、急激に認知度が高まるきっかけとなった。バンドの持ち味である楽曲が高く評価され、そのメロディックで歌をきちんと聴かせるバンド・サウンドは、一躍各方面より高い支持を受ける。その容姿の魅力も手伝い、ヴィジュアル系ジャンルを中心にファンが増え続け、ライヴは各地ソールド・アウトを続けている。

10年3月には、インディーズ集大成ともいえるシングル・ベスト・アルバム『SINGLE COLLECTION』をリリースし、年度末に開催されたワンマン・ツアー『THE KIDDIE TOUR 2010【Hi-FiVE】』のファイナル公演となったLIQUIDROOM ebisuで、メジャー・デビューを発表。同年7月に<キングレコード>よりシングル「smile.」でメジャー・デビュー。今後、大きく飛躍を遂げるバンドと期待されている。オフィシャルHP
公式サイト(レーベル)

OKMusic編集部

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