【摩天楼オペラ】『Abyss Tour Fina
l』2011年3月6日 at 赤坂BLITZ

撮影:逸見隆明/取材:土内 昇

“インディーズにいる限り、日本の音楽シーンは変えられない”。そのAnzi(Gu)の言葉がこの日のライヴであり、現在の摩天楼オペラのポテンシャルを物語っている。ツアータイトルにも掲げられているメジャーデビューミニアルバム『Abyss』と同様に「INDEPENDENT」で幕を開け、のっけから熱いパフォーマンスが繰り広げられたライヴ。キーボードがいるビジュアル系、しかもメタルバンドということで生半可ではないテクニックがあることは言うまでもなく、壮絶なプレイと重厚かつシンフォニックなサウンドでファンを魅了していた。特にスケール感のあるドラマチックなバラードは圧巻で、アンコールではX JAPANのカバー「紅」も披露! そんな強靭なメタルサウンドを武器に、閉塞感漂う音楽シーンをかき回してくれることを期待したのは僕だけではないはずだ。

セットリスト

  1. INDEPENDENT
  2. ANOMIE
  3. 電脳パラノイア
  4. Murder Scope
  5. 瑠璃色で描く虹
  6. Double Clutch
  7. もう一人の花嫁
  8. フタリ
  9. Finale...
  10. Drum SOLO
  11. frill
  12. 悲哀とメランコリー
  13. Sexual Entrapment
  14. R
  15. EVE
  16. alkaloid showcase
  17. COCOON
  18. Eternal Symphony
  19. honey drop
  20. 忘却セルロイド
摩天楼オペラ プロフィール

“摩天楼+オペラ=現代的なものと伝統美の融合”をコンセプトに2007年結成。重厚かつシンフォニックなサウンドとハイレベルな演奏でその名をシーンに広め、10年にアルバム『Abyss』でメジャーデビュー。ビジュアル系シーンで確固たる地位を獲得し、18 年に JaY(Gu)が、19年には響(Dr)をメンバーに迎え、現在の5人編成となる。摩天楼オペラ オフィシャルHP

OKMusic編集部

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