【ひいらぎ】『結成10周年ライブ 十
年十色「本当、色々ありました」』2
010年11月21日 at shimokitazawa GA
RDEN

取材:ジャガー

泣いて、笑って、分かち合って…多感な時期を共に過ごし、歩み続けてきたひいらぎの10年間の軌跡を凝縮したライヴ。事前に配布された“ひいらぎヒストリー”には、公式プロフィールに本人が裏話をぎっしり追記。それでも“話せないことがまだまだたくさんある(笑)”と語るほどに彼女たちの歴史は深い。そんなさまざまな経験から得たものをしっかりと昇華し、具現化していることを実感できた今日のライヴでは、1曲目「ピンクの空」に始まり、未発表曲「青藍」では勇ましくギターをかき鳴らし、「ラッキーバースデー」ではほんわか幸せムードを漂わせ、自らを曝け出した素直な歌「裸」と、心境に合わせ自分たちの音や言葉を観客へしっかりと届けていた。また、みんなで楽しみたいという意気込みもこの日は一段と強く感じられ、終始笑顔の絶えない時間を過ごすことができた。

セットリスト

  1. ピンクの空
  2. 僕の道
  3. 青藍
  4. みず
  5. ラッキーバースデー
  6. 坂道
  7. かけら
  8. ゼロとイチ
  9. 花びらの舞う季節
  10. 恥じらいもなく。
  11. 地平線
  12. 会いたかった(AKB48のカバー)
  13. 前向きに
  14. そして、これからも…
ひいらぎ プロフィール

千晶(Vo&Gt)、恵梨香(Cho&Gt)からなる、札幌・路上ライヴ発の女性アコースティック・デュオ。2000年10月、愛美を含む3人組アコースティック・ユニットとして“柊”を結成。2003年12月、東京にて初のライヴを決行。その後も路上を中心に積極的にライヴ活動を続けるが、2005年10月の5周年記念ワンマン・ライヴを最後に解散。2006年 10 月に活動を再開し、2008 年2月に<Sony Music Records>と契約。2009年2月にシングル「みず」でメジャーデビューを果たすも、2009年7月に愛美が卒業。千晶・恵梨香の2人で活動を開始し、2009 年8月にZepp Sapporo でワンマン・ライヴを行ない、新生・ひいらぎとしてスタートを切る。温かみのある歌声とサウンドに注目が集まり、2009年8月にリリースされた2ndシングル「かけら」が好評を得る。2010年10月、1stアルバム『地平線と秋の空』を発表。アニメ『夏目友人帳 肆』オープニングテーマの「今、このとき。」、アニメ『もやしもん リターンズ』 エンディングテーマの「最近」など数枚のシングルリリースを経て、2012年9月に2ndアルバム『ドーナツの穴』を発表。しかし、2013年11月の結成13周年記念ワンマン・ライヴ『いつもありが十三キュー!』ツアー最終日、札幌公演をもって惜しまれながら解散した。オフィシャルHP
恵梨香 Official Twitter

OKMusic編集部

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