【Hi-Fi CAMP】『1st BEST TOUR ~大
変恐縮です...~』2009年12月6日 at
赤坂BLITZ

撮影:菊地英二/取材:ジャガー

仙台を拠点に活動するHi-Fi CAMPの初ワンマンツアー。久々のライヴとあって、開演前から熱気立ち込める会場。そんな会場をより熱くさせるべく、ベース、ドラム、ギターのサポートメンバーを迎え、より肉厚なサウンドを展開! 生音ならではの迫力とデジタルサウンドとの融合が心地良く入ってくる。途中、TOSHIRO(DJ)のみがステージに残り、DJショーをする一幕もあり、ミラーボールの下、各々自由にリズムに乗り楽しむ観客の姿が印象的だった。さらにアンコールでは、来年2月リリースの新曲「Lost Love Song」を披露。別れの歌が多いとSOYA(Vo&MC)も口にしていたが、どの曲も最後には温かな気持ちにさせる。まるで、別れは悲しいだけじゃない、前へ進むためのステップなんだと訴えているかのように。今日のライヴを観て、そう感じてならなかった。

セットリスト

  1. だから一歩前へ踏み出して
  2. RedicalisM
  3. 一瞬の想いを
  4. 枝垂れ桜
  5. 仰げば尊し
  6. Beautiful
  7. 朧月
  8. トルケスタニカ
  9. 一粒大の涙はきっと
  10. You are My Only
  11. トモダチノウタ
  12. Winter・D・Live
  13. Summer・D・Live
  14. コトノハ
  15. ありがとう、ずっと…
  16. Lost Love Song(新曲)
  17. キズナ
Hi-Fi CAMP プロフィール

07年1月に結成。バンドを解散し、音楽において新しい可能性を求めていたKIM(vo)と、同じ想いを抱いていたAIBA(key)が出会い意気投合。時を同じくして、仙台のクラブでライヴを重ねていたSOYA(vo)、TOSHIRO(DJ)と出会う。「互いにないものを持ち合わせながらも同じ方向を向いていた」という4人は運命に導かれる様に集まり、Hi-Fi CAMPが結成された。

08年6月に1stシングル「キズナ」でメジャー・デビュー。映画『僕の彼女はサイボーグ』の挿入歌に抜擢され、リリース前にも関わらずUSEN総合チャートでベスト10入りを果たし、全国45局のラジオ局でパワー・プレイに選出された。また、TBS『北京オリンピック2008』テーマ・ソングに起用され、同年8月に発売されたSMAPのシングル「この瞬間(とき)、きっと夢じゃない」の作詞・作曲を手がけたことでも話題を呼んだ。

現在も4人は仙台在住。「自分が一番暮らしやすい地だからこそ、表現したい音楽を作ることができる」と仙台の地にこだわり、レコーディングも全て仙台で行なっている。軽快なリズムとハイトーン・ヴォイスを武器にするSOYAと、優しくて繊細なKIMが織りなすコーラス・ワークはライヴ感と強烈な疾走感を持つ。そして存在感のあるサウンドとアレンジを一手に引き受けるAIBA、曲にスパイスを与える技巧派TOSHIROという、今までにないスタイルのアーティストとして躍進し続けている。Hi-Fi CAMPオフィシャルサイト
公式サイト(アーティスト)

OKMusic編集部

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