【Prague】『プラハの春』2013年1月
31日 at 渋谷CLUB QUATTRO

撮影:古渓一道/取材:藤坂 綾

 3月27日リリースのニューアルバムをライヴレコーディングするという一夜限りのスペシャルライヴ。「脱走のシーズン」で本編が始まり、それ以降は正真正銘の新曲を鈴木雄太(Vo&Gu)の曲紹介を交えお披露目していくという流れ。中盤戦、Hemenwayのギタリスト・Charmをゲストに迎えて2曲を演奏。一切の馴れ合いや妥協が許されないステージ上にひとり仲間が加わることで、少し場が和む。“死ぬほど練習してきたから、絶対失敗はない”と豪語したものの、アンコール1曲目の最後の新曲「オカルト」で、鈴木が歌詞を飛ばしやり直す場面も。達成感からか開放感からか、どれだけのものを抱えプレイしていたかが伝わる。遊び心や実験ではなく、“挑戦”であり“原点”。全員で向き合い描いた「プラハの春」。温かな篝火を灯したこの日の記録が待ち遠しい。

セットリスト

  1. 脱走のシーズン
  2. 愛唱歌
  3. おもちゃ体操
  4. Scrap and Hope
  5. 生意気なフェレット
  6. インスタントスカイ
  7. 作戦C
  8. Fun Park
  9. 踊れマトリョーシカ
  10. 魂のシルエット
  11. トランスブック
  12. オイルランプ
  13. <ENCORE1>
  14. オカルト
  15. オカルト(再録)
  16. バランスドール
  17. Distort
  18. <ENCORE2>
  19. サーカスライフ
Prague プロフィール

鈴木雄太(vo&g)、金野倫仁(b)、伊東賢佑(dr)から成る関東出身のモダン・スリーピース・ロック・バンド、Prague(プラハ)。高校で3年間同じクラス、軽音楽部、プライベートも一緒にいた腐れ縁の鈴木と伊東の二人が、同じ音楽専門学校に進み、06年に金野と出会い結成。

自主制作盤を2枚出したところでレコード会社の目にとまり、09年9月に<キューンレコード>から1stシングル「Slow Down」でメジャー・デビュー。ジャンルを跨ぎながらもスタイルの海に溺れることなく軽やかに舞おうとするバンド・スタンスが特徴である。オフィシャルHP
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OKMusic編集部

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