【Large House Satisfaction】『眼力
ツアーFINAL』2013年11月8日 at 下北
沢CLUB251

撮影:o-mi/取材:町田ノイズ

 ニューアルバム『in the dark room』のリリースツアー最終公演の舞台は彼らのホーム、下北沢CLUB251。この日は同作の冒頭を飾る「CM」で幕を開けた。要司(Vo&Gu)の我鳴るように荒々しくも艶のある歌と往年のロックスターが憑依したかのようなギターパフォーマンスに、賢司(Ba)の力強くうねる重低音、秀作(Dr)の鮮やかで凄絶なドラミングが絡む。エロティックでグルービーな「暗室」や、初期衝動をストレートなロックに乗せた「Phantom」など、濃密なツアー日程で重厚さを増したステージにオーディエンスは拳を突き上げて応えた。

 終盤、賢司が“次のワンマンライヴ決まりました。来年の11月15日、渋谷CLUB QUATTROでやります”と宣言すると、満員の客席は割れんばかりの歓声で揺れた。来年の11月、ロックを渇望するリスナーでQUATTROを埋め尽くす3人の姿が楽しみだ。

セットリスト

  1. CM
  2. Phantom
  3. VLIE VLIE VLIE
  4. その間隙で揺れている
  5. Garbitch
  6. SLY
  7. 暗室
  8. bara
  9. 盲信者の行進
  10. Monday
  11. Jah
  12. Bang Bang Bang
  13. アノキシア
  14. アガルタ
  15. タテガミ
  16. 愛悩
  17. Monkey
  18. 尖端
  19. I'm In Time
  20. <ENCORE>
  21. Power
  22. Traffic
Large House Satisfaction プロフィール

ラージ ハウス サティスファクション:2005年、高校の同級生だった小林賢司と田中秀作が組んでいたバンドに、賢司の弟である小林要司が加入し結成。70〜80年代のロックシーンから影響を受けた、荒々しく骨太な楽曲は正統派にして唯一無二の3ピースバンド。Large House Satisfaction オフィシャルHP

OKMusic編集部

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