【MY FIRST STORY】『虚言NEUROSE T
OUR』2015年1月17日 at 新木場STUDI
O COAST

撮影:kohei suzuki/取材:高良美咲

 最新アルバムからタイトル曲「虚言NEUROSE」を初っ端から放つと、目が眩むような照明、会場を彩るレーザーだけではなく、火が立ち上り、オーディエンスの興奮を一気に加速させる。メロディアスなフレーズが響き渡ったかと思えばHiroのシャウトが会場を切り裂く、繊細さと鋭さが共存した楽曲にどっぷり浸かって、腕を突き上げて全身で応えるオーディエンス。そんな会場に向けてHiroが “ついにやってきました、新木場STUDIO COAST。本当に感慨深いですね”と、この場に立って実感した思いを語った。が、それも束の間、“そろそろガチガチに盛り上げたい”とさらなる宣戦布告をすると、「Black Rail」で大合唱が巻き起こり、「Zero Gravity」では血気盛んな曲に呼応したかのようにフロアーにできたサークルがどんどん大きくなる。他にもスタートの合図でオーディエンスが入り乱れ、ぶつかりあった「Awake」など、この日の白熱した光景はいくら切り取っても書き切れない!

 休む間もなくヒートアップし続けていたが、中盤ではHiro、Teru(Gu)、Sho(Gu)の3人での弾き語りへ。さっきまでの熱気を落ち着かせるように「Still」をアコースティックで聴かせた後は、昨年9月にリリースしたシングル「不可逆リプレイス」にも収録されているTaylor Swiftの「We Are Never Ever Getting Back Together」のカバーを披露。アコギに乗せて伸びやかに歌うHiroの声を聴き、彼らの新しい魅力を感じることができた。バンドメンバーがステージに戻っても「Love Letter」までは穏やかな歌が続く。そして、結成から現在までの4年は楽ではなかったことを振り返って、今日のワンマンは“MY FIRST STORYを続けていくための第一歩”と告げる。そんな彼らの姿勢と決意が再び観客の心を奮い立たせ、「Someday」では合唱が響き渡り、その後は「Second Limit」「不可逆リプレイス」の鉄板ナンバーで止めどなく会場を揺らし続けた。

 アンコールでも勢いは止まることなく、その高ぶりを分かち合うかのように何度も客席に飛び込むHiroの姿が印象的だった。“何かやってほしい曲ありますか?”と問うと、我先にとリクエストの声が飛び交う。さまざまな楽曲のタイトルが上がり、彼らが今まで届け続けてきたものが求められている情景が、MY FIRST STORYを続けてきたことの意味を示しているように感じた。そんな中、本日2回目となる「不可逆リプレイス」で先ほどを上回る熱気を見せた後、“みんなが見たい景色を作るからさ!”と本当のラストであり、こちらも本日2回目の「Second Limit」へ。このライヴが“MY FIRST STORYの通過点となるように”と言っていた通り、次なるステージを予感させた。

セットリスト

  1. SE monologue
  2. 虚言NEUROSE
  3. The Story Is My Life
  4. 最終回STORY
  5. ROOM
  6. Black Rail
  7. Fake
  8. Zero Gravity
  9. Awake
  10. CHiLD -error-
  11. Still
  12. We Are Never Ever Getting Back Together(Taylor Swiftカバー)
  13. If I Am…
  14. 「花」 -0714-
  15. Love Letter
  16. Drive me
  17. Calling you
  18. Someday
  19. モノクロエフェクター
  20. Second Limit
  21. 不可逆リプレイス
  22. <ENCORE>
  23. Bullet radio
  24. Take it Back!!
  25. 不可逆リプレイス
  26. Second Limit

OKMusic編集部

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