取材:土内 昇

パッと集まってパッと録った感じではな

ELLEGARDENの休止が決まって、新しくバンドを立ち上げたいと思ってひなっちに声をかけたのが始まりです。

…とバンドの始まりについてギターの生形真一は語る。彼はまずベースの日向秀和に声をかけ、その日向がドラムの大喜多崇規を連れて来たそうだ。そして、最初のスタジオセッションで手応えを感じたという。その後、半年ほどヴォーカリストを探しつつ3人で音を出し続けていたが、ある日、MySpaceで音源を聴いて興味を持ったAbstract Mashのライヴを観に行き、圧倒的なパフォーマンスに惚れ込んで村松 拓を誘ったとのこと。まずは、そんな各メンバーについて生形に訊いた。

ひなっちはもともと知ってたんですけど、俺の予想をはるかに上回るベーシストでした。アレンジの引き出しもたくさん持ってるし、曲を理解するスピードがメチャクチャ早い!もちろん上手いし、出す音の1音1音に魂がこもってる感じがします。オニィはいわゆるロックドラマーっていうのとはちょっと違っていて、叩くフレーズなんかも俺にとってはすごく新鮮なんです。一緒に合わせてると俺の中にはあまりなかったギターフレーズやリフを引き出してくれる感じです。拓はまず声が好きで、あとは歌も上手いと思います。そして、何よりもミュージシャン、特にヴォーカリストに必要なオーラというか、雰囲気みたいなものを持っていると思います。ステージに立ってるだけで存在感があるみたいな。

“個性的”というよりも、いい意味で癖の強い4人が集まり、いよいよ本格的に動き出したNothing's Carved In Stone。そして、早くも彼らから、無限の可能性を感じさせる13曲入りの1stアルバム『PARALLEL LIVES』が届いた。“決まりごとはなく、自由にどうにでもなれる”という意味のバンド名を掲げ、4人のパッションを惜しみなく注ぎ込んだ本作について、生形は“バンドの音になっている”と語る。

いろんなタイプの曲が入っているんだけど、どの曲もバンドのカラーみたいなものは出せているんじゃないかな?と自分たち的には思っています。あと、すごくバンドの音になっていると思っています。パッと集まってパッと録った感じではない。聴いてもらって、そう感じてもらえればうれしいですね。
Nothing's Carved In Stone プロフィール

ナッシングス カーブド イン ストーン:2008年9月に活動を休止したELLEGARDENのギタリスト生形真一が声をかけ日向秀和(ストレイテナー)、村松 拓(ABSTRACT MASH)、大喜多崇規(FULLARMOR)の4人が集まり結成。痛快で繊細、ソリッドでポップ、難解でフックがある…というさまざまな要素を秘めた、自由度の高いギターロックを聴かせる。Nothing's Carved In Stoneオフィシャルサイト
オフィシャルHP

OKMusic編集部

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