L→R 吉田仁人、佐野勇斗、山﨑悠稀、板垣瑞生、塩﨑太智

L→R 吉田仁人、佐野勇斗、山﨑悠稀、板垣瑞生、塩﨑太智

【M!LK】夢はどでかい牛になる――。
野心剥き出しの6thシングル!

メンバーそれぞれ俳優としても活躍し、ロッテ『Fit's』のCMにも出演中で、春ツアーは全公演ソールドアウト! 今、波に乗る5人組ヴォーカルダンスユニットM!LKの新曲は、その名に相応しく牛と牛乳がテーマ。仔牛たちの大いなる野望をナメてはいけない。
取材:清水素子

歌い出しの第一声が《牛乳を飲みなさい》という衝撃的な「テルネロファイター」ですが、最初に聴いた時はどのように感じました?

塩﨑
正直、“これはヤバいなぁ”と思いました。前回の「疾走ペンデュラム」がすごくカッコ良い曲だったので、そこから急にコレ!?って。
吉田
おまけにサビは《テルネロ》の繰り返しだし、もう疑問符しか浮かばなくて。でも、歌詞を見た時に納得したんです。テルネロとは生後1年に満たないオスの仔牛のことで、そんなテルネロが《夢はどでかい牛になる》と歌う…つまり、牛に例えて“もっと大きな存在になりたい”と決意表明しているわけで、こんな野心剥き出しな歌詞をM!LKが歌うのは初めてなんです。“熱い歌詞で、よく聴くとメロディーもカッコ良いなぁ”って。
山﨑
後半では《僕たちの可能性は無限大さ》とも歌ってますからね。確かに歌い出しでは“えっ!?”ってなるけど、例えばフェスとかで披露したらM!LKを知らない人たちにはすごいインパクトになるだろうし、僕は“いい曲だなぁ”と思いました。

特に歌い出しを担当している山﨑さんは、観客に捧げられる振りもあって気持ち良いんじゃありません?

山﨑
気持ち良いです(笑)。
板垣
そうやって夢に向かっている姿そのものが好きだし、今までのM!LKを超えたカッコ良い曲になっていると思います。牛乳って誰にとっても身近なものだから、僕たちもそんな存在になりたいですね。
塩﨑
僕はコーヒー牛乳が好きなんですけど、牛乳って何かと混ざり合うと最強になるじゃないですか。そこも変幻自在なM!LKにぴったり。
佐野
間違いなくライヴで盛り上がる曲だし、僕は牛乳を飲んで本当に背が伸びたんですよ。なので、《皆様の愛情を身体に浴びて》という歌詞の通り、み!るきーず(ファンの愛称)の方々の愛情をいっぱい浴びて輝いていきたいです!

ちなみに自分がテルネロ…つまり、まだまだ仔牛のように未熟だなぁと思うことって何でしょう?

山﨑
勉強ですね。学校の勉強はテルネロ以下。
吉田
まだ生まれてない状態?(笑) 僕は夜更かしができないので、まだ身体はテルネロじゃないかな。夜になるとどうしても眠くなってしまうので。
佐野
夜更かしはできるけど、僕は5人の中で最後にこの業界に入ってるので、メンバーの中では一番テルネロです!
板垣
僕はくだらない遊びが好きなので、いつまでもテルネロでいたいですね。
塩﨑
うーん…歌はまだまだテルネロかな。でも、この曲を出せたことで気持ちの上では一段上にレベルアップした感じがします!

良かったです(笑)。カップリングの「サンキュー!N・D・K!」も牛乳を“飲んでけ(=N・D・K)”というかなりの牛&牛乳推しで、今までになくバカ騒ぎできる曲ですね。

吉田
ひたすら牛の名前を言ってますからね。テンションを切り替えるために、今やってるワンマンツアーではそれぞれの色のメガネをかけて披露しているんですよ。
佐野
ライヴではとにかくみんなのストレスを全部爆発させるぞ!っていう気持ちで僕らも全力でやってるから、み!るきーずとともに体力作りもしていかないといけないぐらい、かなり激しい曲なんです。
板垣
ライヴですごく盛り上がる曲なので、楽しすぎて髪の毛がボサボサになるような曲にしたいです!(笑)
山﨑
これをやれば絶対に客席と一体になれる!っていう鉄板曲に、いつかできればいいですね。

かと思えば、「ボクノアカシ」は今までになく攻撃的なロックチューンで、「桜咲く頃には」は今の季節にぴったりの切ないナンバーと、一転シリアスになるのがM!LKらしい。

板垣
「ボクノアカシ」はM!LKの次なる第一歩の曲って感じで、最初に聴いた時は“ウォー!”ってなりましたね。
山﨑
ダンスがカッコ良さそうな曲で、歌ってみてもすっきりしました。「桜咲く頃には」は4曲の中で一番メッセージ性が強くて、み!るきーずの方々からの評判もいいんですよ。なので、ライヴでもしっかり雰囲気を作ってやりたいです。
佐野
僕、この「桜咲く頃には」が一番好きで何回も聴きましたね。去年高校を卒業して上京してきた僕からすると、共感できる部分が多かったんですよ。等身大というか。
吉田
他3曲みたいなアッパーチューンではないけれど、前に進む力は絶対に忘れてなくて、聴いた人を元気にさせられる若さのパワーが存分に出せる曲だなぁと思います。
塩﨑
確かに! 今までメッセージ性のある曲はバラードが多かったけど、わりと疾走感があってメッセージ性もあるのがいいよね。僕的にはこの曲の時にはペンライトをピンク色にしてほしいですね。会場中が桜色になる光景を観てみたい。

では、春ツアーの追加公演である4月30日の東京国際フォーラム ホールCでぜひ!

山﨑
ツアーの集大成ではあるけれど内容もガラッと変わるし、太智くんがアクロバットを披露したり、僕がソロ曲を歌う場面もあるので頑張りたいです。
塩﨑
アクロバットに備えて、毎日柔軟やってます!
吉田
追加公演の当日にオフィシャルファンクラブ『PREMIUM MILK』も開設されて、セットリスト的にもこれからのM!LKを見せていく内容になると思うので、そこに向けてしっかりと準備していきたいです。
佐野
ここで“次”への第一歩を踏み出したいですね。
板垣
シンプルに絶対楽しんでもらいたいです!
「テルネロファイター」2017年05月10日発売SDR
    • 【TYPE-A】
    • ZXRC-1107 1080円
    • 【TYPE-B】
    • ZXRC-1108 1080円
    • 【TYPE-C】
    • ZXRC-1109 1080円
M!LK プロフィール

ミ!ルク:2014年11月結成。スターダストプロモーションに所属する5人組ヴォーカルダンスユニット。グループ名には「何色にも染まることの出来る存在に」という意味が込められており、メンバーは音楽活動に留まらず、ドラマ、映画、舞台、モデルと幅広く活躍している。
15年3月にシングル「コーヒーが飲めません」でCDデビュー。19年2月にアルバム『Time Capsule』、9月にはZeppツアーを行ない、11月6日には結成5周年アニバーサリーシングル「ERA」のリリース。2020年2月に現体制となり、3月には新体制でのアルバム『Juvenilizm-青春主義-』を発表。M!LK オフィシャルHP

OKMusic編集部

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