L→R Lil’ Fang、Anna、Akina、Mikako

L→R Lil’ Fang、Anna、Akina、Mikako

【FAKY】自分たちが今カッコ良いと思
う音楽を歌ってる

オルタナティブガールポップを発信するFAKYは、洋楽的なダンスサウンドをベースに、心に刺さる歌詞を歌とダンスで届ける4人組。彼女たちの初CD作品となる、メジャーデビューミニアルバム『Unwrapped』がリリースされることとなった。
取材:土屋恵介

まずはFAKYがどんなグループかを紹介してください。

Anna
グループの結成は2013年で、2015年から現在のメンバーで活動をしています。ジャンルにこだわらずに、自分たちが今カッコ良いと思うものを歌ってます。
Lil' Fang
ジャンルにこだわらないというのは、ファッション、歌詞、サウンド、MCの感じなど全ての面に出てます。ひとりひとりの個性を大事にパフォーマンスして、お客さんに勇気などを与えられたらと思って日々活動してます。

では、隣のメンバーがどんなタイプかを教えてください(Lil' Fang→Akina→Anna→Mikako→Lil' Fangの順)。

Lil' Fang
Akinaは3年前にFAKYのためにカリフォルニアから来てくれたんです。Akinaが入ったことでグループがフレッシュになったし、一気にハッピーなオーラが増しました。ダンスは爆発的に踊るし、歌も艶っぽいんです。
Akina
Annaはリーダーで、やさしくてダンスも歌もすごいし、演技もできるし、超リスペクトです。でも、オフの時は子供っぽくなるので、一緒にふざけたりして楽しいです。
Anna
Mikakoは見た感じは女の子って感じだけど、意外と男性的な部分があるんです。サバサバしてて、イエスかノーかがはっきりしてるんです。でも、歌ってる時は声がかわいいから、そこのギャップがいいなって。あと、スタイルも抜群で、ファッションの面でもFAKYにアドバイスをしてくれます。
Mikako
リルはパワフルなヴォーカルで、ステージの上ではカッコ良い女性って感じなんです。でも、実は繊細だし、周りへの気配りがすごいんですよ。そこがいいギャップですね。

FAKYがライヴパフォーマンスで気を付けていることは?

Anna
毎回同じにはしたくないなと思ってます。イベントによって来ているお客さんも違うし、みんなでセトリを考えて、どこで交流できるかな?って一回一回を大切にしてます。

そして、今回のメジャーデビューミニアルバム『Unwrapped』ですが、どんな作品になりましたか?

Anna
4人で活動し始めて、初めての配信EPが『CANDY』だったんですが、キャンディーの包み紙を外した状態を“アンラップド”って言うんですね。今回、1枚脱いだFAKYらしさを見せたくて、このタイトルにしました。
Lil' Fang
曲順や題名、ジャケ写の雰囲気も全部スタッフさんと話し合いながら作らせてもらったんです。曲順はライヴみたいな気持ちの良い流れを大事にしました。

では、それぞれの推しの曲を挙げてもらえますか?

Anna
「Someday We'll Know」です。歌詞が今、自分が感じてるものを歌ってるなって。これまで4人で長くやってきて、やっとメジャーデビューを迎えられたけど、この先何があるかも分からない。でも、4人で大きな目標を持ってるんです。聴いてるみなさんも、やりたいことや心に秘めてる目標があると思うんですが、不安もあるけど、夢を絶対に忘れずにいよう!って、常に思っていることを歌にできたのが嬉しいですね。

この曲に限らずですが、一見、恋愛っぽく見えるけど、人生的な内容にも受け取れますね。

Anna
そうですね。恋愛にも取れるし、私は恋愛のことはまったく考えずに歌ってたんです。私たちの曲のいいところは、いろんなとらえ方ができるところなので、聴いてくださる方が自分なりに解釈していただけたら嬉しいですね。
Akina
私は1曲目の「Keep Out」です。ライヴの登場の時に使ってる曲で、今回初めてフルバージョンを出すんです。大沢伸一さんに作っていただいた、すごくカッコ良い曲です。あと、「Bad Things」はR&Bのダンスチューンって感じで、めっちゃノリやすいので大好きです。
Mikako
私は「Are You OK?」。この曲はメッセージ性が強くて、落ちてる時に背中を押してくれるような曲なので普段でも聴きます。その日の気分によって、大丈夫?って問いかけてくれているような気もするし、それが面白いなって。明るいメロディーとのギャップもお気に入りです。
Lil' Fang
私は「Surrender」ですね。歌詞は心の葛藤を誰かに言ってるようで、自分の内側にすごく言ってる気がするんです。そこが好きですね。

ミニアルバムが完成して、今、どんな想いがありますか?

Anna
今の4人をすごく出し切れたと思います。でも、さらに次のFAKYも見せたいなっていうのも同時に思ってます。
Mikako
ほんとに自信作になったので、たくさんの人に聴いてほしいし、やっとスタートに立てると思うと、これからがほんとに楽しみです。
Lil' Fang
音楽って人生と切り離せないものだと思うんです。この一枚が全国に行って、手に取っていただいた方の人生の1ページにちょっとでも刻まれたら嬉しいです。
Akina
ノリやすい曲が多いからハウスパーティーで踊れる感じがします。そうやって聴いてもらえたら嬉しいですね。

最後にFAKYで今後の目標を聞かせてください。

Anna
近い目標で言うと、ギターとかピアノ1本をバックに4人で歌ってみたいんです。絶対、感動しそうだなって。
Mikako
FAKYの大きな目標はドームツアーなんです。これは5年間ずっと言い続けてるので、夢では終わらせられないんです。そのためにももっともっとファンを増やして、まずはワンマンライヴをやりたいです。
Akina
私はワールドツアーがしたいです。いろんな国に行ってライヴをやって、たくさんのファンに会いたい。
Lil' Fang
私はさっきも言ったように、人生の1ページにFAKYの歌が刻まれるようにっていうのを強く思ってます。そのためにはひとつひとつのライヴを大事にして、ひとつひとつの曲に愛を持って活動していきたいなって。その先にドームツアー、アコースティックライヴ、ワールドツアーがあればいいなと思って頑張っていきたいです。
『Unwrapped』2017年06月14日発売rhythm zone
    • 【CD+DVD】
    • RZCD-86355/B 3024円
    • 【CD】
    • RZCD-86356 2160円
FAKY プロフィール

フェイキー:グループ名は自らを“FAKY=FAKEのよう”と名乗ることで、現在の音楽シーンの中で逆説的に“リアル”を体現するグループを目指すという意気込みを表現している。2013年の活動開始以来、“海外に通用するガールズグループ”を合言葉にしたアーティスト活動を展開。14年6月にメンバーチェンジを伴うグループリニューアルを発表し、約1年間の活動休止期間を経て、新たに4人組のガールズグループとして再始動。“J-POP”ではなく広い目で見た“POP”をベースにした音楽性で、現在の日本の主流ガールズグループとは違った存在を目指す、個性あふれるオルタナティブなガールズグループ。 FAKY オフィシャルHP

OKMusic編集部

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