足を運ぶあなたもキャストになれる。
舞台劇「Sing Equally under the Sk
y-DIVISION-」、まもなく上演!!

数多くのゲストミュージシャンも参加し、5日間全9公演に渡り行われた舞台劇は好評のもと、終了。その反響を受け、2月には6日間全11公演に及ぶ「Sing Equally under the Sky.-AWAKEN-」を再演。

演劇の中にライブを組み込むのではなく、演劇とライブそれぞれに独立しながらも、1本の物語の中でクロスオーバーしてゆく。まさに、ライブ感覚を持って誰もが物語の参加者になれるのが、この音楽舞台劇「Sing Equally Under the Sky.」最大の魅力だ。

その興奮と感動をふたたび味わいたい人たちの声が多く寄せられたことから、このたび新作舞台劇「Sing Equally under the Sky-DIVISION-」を10月12日-13日にTSUTAYA O-WESTで上演することが決定した。

今回ライブ上演される音楽舞台劇「Sing Equally under the Sky-DIVISION-」は、先に上演された「Sing Equally under the Sky.-AWAKEN-」の前章となる物語。つまり、エピソードゼロとなる。わかりやすく言えば、「STAR WARS」で言うダースベイダーになる前のアナキン・スカイウォーカーの物語。

今回が初接触という方も、物語の始まりを告げるエピソードとなるように、まっさらな気持ちで楽しんでもらえるはずだ。前作を知っている方なら、物語を彩った人たちが、なぜそうなったのかのきっかけや理由を深く知ることができるだろう。

この舞台劇は、役者陣が演じる物語の合間へ、話の流れにシンクロする形で幾つも演奏シーンが登場。そのライブパートをミュージシャンらが担当する形で進んでいく。

ミュージシャンらは演奏で参加。準主役のコタニキンヤを筆頭に、michi.(S.Q.F)/ Ricky(DASEIN/RIDER CHIPS)/小林写楽(メトロノーム/FLOPPY/GalapagosS)が役者として出演しているのも見どころだ。今回は、TSUTAYA O-WESTを舞台にしているように、爆音で演奏。
しかも、舞台上にバンドのセットを二つ用意。二つのバンドが物語の中でぶつかりあう。その様について、音楽プロデュースを担うリウは、以下のように答えてくれた。

「今回、歌い手さんによって曲調が変わることは先にお伝えしておきます。僕が全面的に手がけたRickyさんや写楽くんの演じるザビーの楽曲に関しては、ライブで生きる激しい感じを出しました。

コタニキンヤさん演じるビンスワンガーが歌う楽曲は、「愛に満ちた曲たちを」ということから、今回はTφRU(SEX-ANDROID)くんにお願いをし、二人で異なる歌の色を出す形を取っています。

しかも舞台上には、バンドセットを二つ用意、僕とTφRUくんがそれぞれプロデュースを手がけたバンドが、実際に舞台上で音楽を通して戦います」
リウ

その言葉を聞くだけでも、ワクワクしてくるじゃない。しかも、日によって役者やミュージシャンも一部変わることから、その違いが、どう物語に反映してゆくかも嬉しい見どころだ。

物語の中、重要な鍵を握る一人であるザビー役を演じる小林写楽とRickyも、以下のような言葉を述べてくれた。

「僕やRickyさんは、今回たった1回のみの舞台。その1回にすべてを注ぎ込みますが、観られる方はぜひ2日間通して見ながら、僕とRickyさんとの違いはもちろん、1日目と2日目ではミュージシャンもだいぶ異なるように、そこの違いを見比べてもらうのも楽しさだと思います。

今回はエピソードゼロのように、前回登場しているキャラタクーたちの"若かりし頃"の話になるわけですけど。あの恰好いいザビーの若い頃をどう描き出すか!?。そこは期待を裏切らないように頑張らなきゃいけないところです」
小林写楽

「僕は、もともと若かりし頃のザビーを彷彿とさせる存在ですから、そこは安心ですけど。音楽を通して物語を伝える役目を担うように、歌詞を間違えたら大変なことになる。普通にセリフもあるよう、そこはしっかりと身体へ叩き込んで臨みたいなと思います。

しかも、若かりし頃のザビーはもっと痩せてたはずなんで、僕も昔のザビーの体型になってやろうと思っています。

ザビーに関してはWキャストのように、僕が演じるザビーと写楽くんが演じるザビーとはまったく異なる印象を与えていく。むしろ、2日間観ないとザビーの魅力が伝わりきらないと思うから、ぜひ両日とも観てもらいたいですね」
Ricky:



中で歌い演奏する楽曲は、すべて物語用に書き下ろしている。当日は、会場のみで舞台のサウンドトラック盤も発売。こちらも手にしていただきたい。ミュージカルとは異なる、新しい音楽舞台劇を描き出す「Sing Equally under the Sky-DIVISION-」。足を運んだ一人一人が物語のキャストでもあるように、物語の展開に心惹かれつつも、ライブシーンでは思いきり騒いで欲しい。その熱狂次第では、Rickyさんがダイブするかも知れない。
最後に、michi.から届いた言葉をお届けしよう。

「今回の舞台劇は、この作品に登場するバンドさんたちが得意としている音楽の世界観と寄り添いあった内容。ぜひ、美味しい嗜好の詰まった音楽と演劇を、あなたの心の中でマリアージュしてください」(michi.)

TEXT:長澤智典

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