アカデミー受賞俳優ジェフ・ブリッジスが名門ブルーノートから歌手デビュー(c)Danny Clinch

アカデミー受賞俳優ジェフ・ブリッジスが名門ブルーノートから歌手デビュー(c)Danny Clinch

『クレイジー・ハート』でアカデミー
主演男優ジェフ・ブリッジスが名門ブ
ルーノートから歌手デビュー

2009年に映画『クレイジー・ハート』で落ちぶれたカントリー歌手を演じアカデミー賞主演男優賞を受賞した俳優、ジェフ・ブリッジスが61歳で名門ブルーノートより歌手デビューすることが明らかとなった。

長年アカデミー賞ノミネート数4回を数えつつも「もっとも過小評価されている俳優」と評されていたブリッジズだが、はまり役ともいえるカントリー歌手の熱演でサントラもヒット、その後『トロン・レガシー』や、2年連続でアカデミー主演男優賞にノミネートされた『トゥルー・グリット』などに出演など近年は作品にも恵まれている。
そんな中『クレイジー・ハート』での歌唱が高く評価今回名門ジャズ・レーベルにして近年はルーツミュージック作品も数多く発売しているブルーノートからのデビューが決定。6月にはバンドともに、ロサンゼルスでお披露目ライブを行い、ジャクソン・ブラウンや俳優、アンディ・ガルシア、ライアン・レイノルズ、オリヴィア・ワイルド、さらに音楽界の巨匠クインシー・ジョーンズまでもが駆け付ける盛大なものとなり、デビュー作からエレキ、アコースティック・ギター両方を使い分けながら渋い歌声を披露、アンコールではジェフ自身が出演しカルト的な作品となった「ビッグ・リボウスキ」で使用されたボブ・ディランの「The Man in Me」をカヴァーして観客を沸かせた。

そのジェフのデビュー・アルバム『JEFF BRIDGES』では、『クレイジー・ハート』の楽曲でコラボレートし、グラミー賞を獲得した『オー・ブラザー!』やアカデミー賞主題歌賞を受賞した『コールド・マウンテン』の映画音楽の製作でも有名なTボーン・バーネットをプロデューサーに加え、作曲面でジェフを支え共作にも参加。アルバムにはステファン・バートン、ジョン・グッドウィン、グレッグ・ブラウン、ボ・ラムゼイの楽曲を収録ゲスト・ヴォーカルにロザンヌ・キャッシュ、ライアン・ビンガム、サム・フィリップスといったカントリー界の大物ヴォーカリストも参加しており、ジェフ・ブリッジスにしか出せない、大人の渋さを見せる歌と楽曲が集まったアルバムとなっている。

【リリース情報】
ジェフ・ブリッジス 『Jeff Bridges
2011年8月16日発売   *PC配信/輸入盤のみ取り扱い
1 What A Little Bit Of Love Can Do *リード・シングル
2 Falling Short
3 Everything But Love
4 Tumbling Vine
5 Nothing Yet
6 Blue Car
7 Maybe I Missed The Point
8 Slow Boat
9 Either Way
10 The Quest

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OKMusic編集部

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