【連載コラム】稚菜、AKB48の「365日
の紙飛行機」をカバー

まずは今日の一曲。

今回はいつものライブ映像とはちょっと変えて歌ってみました。
AKB48の「365日の紙飛行機」
NHKの朝ドラ「あさが来た」のロケ地になっている奈良県橿原市今井町という所に実際に行って撮影して来ました。
今井町の町並みはとても閑静で日本の情緒が残っている本当に素敵な所でした。
私はこの様な場所が大好きなので、是非後世に残していって欲しいな、と思います。
また、AKB48の曲は初めて歌わせてもらいましたが、歌詞をじっくり聴くと本当に素敵な曲だという事がよく分かります。
背中をそっと押してもらえる様な曲です。
是非聴いてみて下さい。
奈良県を訪れたのはこの日が初めて。
この今井町で撮影をしながら、次の日はNPO法人サンタピアップさんのチャリティーイベントに呼んで頂きライブをしてきました。
(ちなみにサンタピアップは、タイとカンボジアの国境の街ポイペト郊外の村で貧困などの問題を抱える子供たちや村の人たちの自立支援を行っています。
貧困問題に直面している人たちに、一方的にお金やモノを与えるのではなく、技術を習得してもらい、自らお金やモノ、仕事を生み出す力をつけていただく事を目標に活動している方々です。)

私は初めての県でのライブはいつもわくわくドキドキしています。
この場所でうまくライブが出来るだろうか、
この町を好きになれるだろうか…そんな事をいつも感じています。
とてもありがたい事に、どの県に行っても温かく迎え入れていただき、この場所に来て良かった、
また絶対に歌いに来たい!そう思える遠征ライブしかした事がありません。
どこへ訪れても、優しい温かい人に囲まれて、そこに住んでいる人を好きになって、
その場所を好きにさせてもらっています。

今回のサンタピアップチャリティーライブでも同じ様に、
寧ろ今まで一番の温かい気持ちをもらった様な気がします。
涙もろい私は、この日色んなありがたい気持ちでどれだけ泣かされたか…笑
3年前に初めてカンボジアを訪れて、その時お世話になったツアースタッフさんと今こうして同じ様な志で繋がれている事を凄く幸せに思います。
人との繋がりって本当に素敵な奇跡。
今回もまた沢山の新しい出逢いがありました。
大切にしていきたい、繋げていきたい人たちと出逢う事が出来ました。
こうして活動して来て、難しい事も沢山あります。
それでも続けていればこうして通じ合える人や仲間に出逢う事が出来る。
そうして応援してくれる方もいるんだなって。
諦めないで自分の気持ちを貫き続けて来て良かったなって思います。
どんなに辛く苦しくとも、諦めないで続ける、という事は本当に大事なのだと思う。
音楽関係なく何事においても。
改めて、カンボジアに音楽学校を建てる事、そして音楽を、歌う事を。
私はこれからもずっと続けていこう!と思ったのでした。

著者:稚菜

OKMusic編集部

全ての音楽情報がここに、ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。

新着