SXSWショーケース『Tokyo Calling』『INSPIRED BY TOKYO』現地レポート到着
Header Photo:東京初期衝動
米国時間3月11日(月)と12日(火)、アメリカ・テキサス州オースティンの大型フェス『SXSW 2024』で、日本のアーティストによるオフィシャルショーケース『TOKYO CALLING Showcase supported by The Orchard Japan』と『INSPIRED BY TOKYO』がElysiumで開催された。
初日は日本最大級のライブサーキットイベント『TOKYO CALLING』が主催する『TOKYO CALLING Showcase supported by The Orchard Japan』。昨年に続き2度目の『SXSW』での開催となる今回のショーケースは、バックドロップシンデレラ、眉村ちあき、東京初期衝動、HALLEY、CHAMELEON LIME WHOOPIEPIE、そしてPeelandar-Yellowの6組が出演した。
トップバッターはオースティンを拠点に活動するPeelander-Yellow。惜しくも出演キャンセルとなった打首獄門同好会の代打としてステージに立ち「来年ここで待ってるぜ!」と打首獄門同好会へエールを送った。ジャズ、ソウル、ファンクなどアメリカ音楽にインスパイアされたサウンドを放つHALLEYは、会場を落ち着いたムードへと一変。そこに弾き語りトラックメイカーアイドルの眉村ちあきが、ハッピーなバイブスで日本が誇るアイドル文化のエッセンスを投下した。カメレオン・ライム・ウーピーパイのChi-(Vo.)はステージを飛び回わってオーディエンスを煽って会場をダンスフロア化させ、東京初期衝動のしーなちゃん(Vo.)は激しいシャウトでエッジの効いたパンクロックを鳴らした。
ラストはバックドロップシンデレラ。でんでけあゆみ(Vo.)はアグレッシブなパフォーマンスと、スカダンスありヘドバンありの、ご機嫌なロックを見せつけた。