ロック史上最強のトリオ、THE POLICEの名盤『シンクロニシティー』
久しぶりにポリスの全作品を聴き通して熱くなった。改めてスゴいバンドだったのだと思い返しているところだ。彼らが活躍した80年代は音楽的には不毛な10年などと言われることがあるのだが(ベテラン勢は逼塞し、コンピュータ/シンセによる打ち込み主体の音楽が市場を支配した感があったから?)、もちろんそんなことはない。ベテラン勢も、その当時の新人たち、ニューウェイブと呼ばれたバンドも優れた作品を残した。中でも燦然と輝く活躍をしたのがポリスだった。今回は当時を振り返りつつ、彼らの残した名盤『SYNCHRONICITY』と、その背景を辿ってみよう。