君と小さな花になろう 二人で揺れていよう。ブリキの旗を手にKraが届けた、共に歩み続ける想い。この4人の結晶全25曲を展開、最高のフィナーレ!そして、nextメルヘン解禁!!
17年前の9月11日、Kraはこの世に産声を上げた。景夕(Vo)、舞(G)、結良(B)、靖乃(Dr)の4人は「ファンシー&メルヘンポップ」を掲げ、当時のヴィジュアルシーンの中へ「ファンタジックでメルヘン」な…毒を隠し持ちながらも愛らしい世界観を投影しながら、彼らの音楽へ触れた人たちにたくさんの夢を与えてきた。
2011年には新たにタイゾ(G)を迎え、今の体制に。その頃には「ファンシー&メルヘンロック」な姿へと進化。より多様な表現幅を描きながら、触れた人たちの心へ夢から悪夢まで色とりどりな物語を映し出していった。
その本に綴られた物語へ惹かれるのは、読んでいる間中「この先どうなるのだろう?」と、期待に胸を膨らますワクワクがずっと続くからだ。しかも長編作品ほど、予測もしなかった展開や悲劇が起こり、期待や願望を裏切られることも往々にしてある。むしろ、読者の期待を裏切る展開が、また新たな期待を膨らませることにも繋がってゆく。