びわ湖ホール芸術監督 阪哲朗が贈る、モーツァルト『フィガロの結婚』の魅力とは――No.1ディーヴァ森谷真理と、びわ湖ホール声楽アンサンブルの平欣史、山岸裕梨に聞いた
序曲からワクワク感が掻き立てられ、気付けば名曲の数々と共に狂乱の1日に引き込まれてしまう人気のオペラ、モーツァルト『フィガロの結婚』。今年度より、びわ湖ホール芸術監督に就任した阪哲朗が、オペラ通にも、オペラ初心者にも楽しめると評判の「オペラへの招待」シリーズで採り上げるのは、この名作オペラだ。ウィーンで音楽人生をスタートさせ、オーストリア、ドイツ、スイス、フランス、イタリアなどを中心にオペラ指揮者としてのキャリアを積んできた阪哲朗にとって十八番ともいえるこの作品を、フォルテピアノの弾き振りで聴かせてくれると言う。