ファンタジックな作品で“縮んでいく妻”を演じる花總まりを直撃~舞台『銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件』インタビュー
カナダの作家、アンドリュー・カウフマンによるファンタジックな小説『銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件』が世界で初めて舞台化される。脚本・演出を手がけるG2が10年の構想を経て実現するもの。——風変わりな強盗は、銀行に居合わせた13人に最も思い入れのあるものを差し出すよう要求して受け取ると、これで自分は13人の魂の51パーセントを手にしたと告げて姿を消す。その後、13人には、母が98人に分裂したり、神と遭遇したりといった、信じられないような出来事が起きる。被害者の一人ステイシー(花總まり)は次第に自分が縮み始めていることに気がつき、夫(谷原章介)との関係も変化していき——。ステイシー役の花總まりが作品への意気込みを語ってくれた。